広島市 ★ 旧日本銀行広島支店

昭和初期の建物だそうです。
こういう外壁の感じって「銀行」っぽいですよね。

今は、なにか芸術作品の展示などをおこなう会場になってるそうです。いいなぁ。

しかも無料だって!ラッキー。

通りからも、窓をよく見ると格子の向こうにお姉さんの美脚が見えるし・・・
わかりにくいかな。

ちょっとズーム。
ところで、

この旧日本銀行広島支店は、
爆心地から380メートルという近くで被爆した「被爆建物」です。
けど、

周囲が焼失しても、ここだけは残ってたと。
昭和初期の建築という意味でも
被爆建物という意味でも2重に貴重な建物みたいです。
以下、引用でございます。
内部の大破を免れましたが、3階は開けていたため全焼しました。
被爆から二日後の8月8日には、銀行の支払い業務が開始され、
営業不能となった市内金融機関の仮営業所が設置されたという、
金融面から広島の復興を支えた史実を伝える貴重な被爆建物です。
同年から、広島市は日本銀行より無償貸与を受け、
施設の維持管理を行っています。

そうだよなー。
お金を預かる所だから、防犯だけじゃなくて
色々な意味で頑丈なつくりじゃないと・・・。
そういう意味では、最近の銀行なんて、
一見、普通のビルにしか見えないけど大丈夫なんだろーか・・・。
耐震設計だからいいのか。
さて、入ってみまーす。

銀行っぽさを残してますねw

中は、音楽が鳴り響き、今風の芸術が並べられてました。

中では、アーティストっぽい人が製作中?みたいな感じでした。
この木枠といい「貯蓄推進」のレトロな字体といいステキ。

建物的にもっとも見応えがあったのは、天井でしょうか。

こうして天井から光を取り入れるのって、
明治にはない昭和っぽいモダァ~ンな感じがする―。
こういう建物の中でお札数えたり、そろばんで計算したりして働く人がいたとか、
取引や、手続きでやってくる紳士たちの服はテーラーで仕立てられた良いものだったり・・・
そんな日常があったっていう事が、ちょっともうファンタジーみたいです。
でも、本当にあったことなんだよな・・・ってことを、建物が教えてくれるね。


GWが終わっても社会復帰ができませぬう。