近江神宮

ピーン!ときた人もいるかもしれません。
大人気の少女マンガ「ちはやふる」でも、最近有名な神社です。
この漫画は、競技かるたを題材とした漫画で、
わりとスポ根マンガ的な色合いの強いものです。
写真にも、漫画のパネルが立てられてますよね。
ちなみに大津市内には「ちはやふる号」っていう電車も走ってました☆
ちょうど車で移動中に道に迷ってるときの交差点だったので、
「わーっ

「いいよ!まがれ!今まがるんだっ

「あ

「マジで!あ!ほんとだっっっ!まがるーーー!」
「ああああああ」
「わあああああ」
・・・・っていう、ドタバタの時に目撃したんで、
一切写真には撮れていませんw
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まあそれはおいといて、近江神宮です。
参道はこのとおり、思っていた以上に「森」って感じでした。

≪神社側から見た参道。鳥居の向こうは神社の外です≫
左右の木の間の空がまぶしいっ。
鳥居から続いていて、まるで神様が歩いた衣擦れのあとのよう


二の鳥居。この日はお祭りがあって、掃除している人も多かったです。
ていうか、この旅ではお掃除している人を、すごくたくさん見かけました。
信仰心が篤い土地柄ってことなのだろうか。

近江神宮の社殿は昭和の神社建築の代表的なものなのだそうです。
たしかに、比較的新しいように見えますよね。 赤いし~。
ここのご祭神は天智天皇。
天智天皇はここ、近江国に近江大津宮を開きました。
その関係で、この地では昔から天智天皇への崇敬があつかったのだそうです。
天智天皇と聞いて「・・・?」って思った人は、
大化の改新の中大兄皇子だといえば、
「ああ!」って思ってもらえるかもしれません☆
中臣鎌足らと蘇我一族を滅ぼし、
豪族中心の政治から天皇中心の政治へと変えていきました。
その後、白村江の戦いでは大敗し、近江大津宮へ遷都。
遣唐使から大国・唐の様々なことを取り入れて、行政機構を強化したそうです。
そんな天智天皇が、唐から取り入れたものの中に、時計があります。

これは「漏刻(ろうこく)」っていう、
水時計なんだそうです。
もちろんこれは復元されたもので、
オメガ社総代理店から奉納されたものだそうです。
庭にマッチしてなんか優雅ですよね。
天智天皇が導入したことにより、
わが国に時刻制度がもたらされたということです。
ちなみにわたしは中学生の時、水色の腕時計をしていて、
とてもお気に入りでした。
ところがある日、何かの拍子に千切れてしまい、
色が特殊なだけに代わりもなく。
それ以来、一切腕時計をしなくなりました。
(極端なやつ・・・w)
その後、高校3年生の大学受験の本番まで、
腕時計をせずに暮らすこととなりますw
なにしろ、中2病をこじらせていたので
「自分は時間に縛られたりしないぞ!」と思っていたフシがあります・・・。
その上、通っていた学校の教室の壁には時計がありませんでした。
試験の時など、よく全問回答する前に時間切れになってました。
それでも頑として時計をしなかったのだから
我ながら変なところで根性ありますw
ま、そんなことはともかく、境内にはいろんな時計が置いてあります。

日時計。これは重たそうですね・・・。
東京時計製造株式会社から奉納されたものだそうです。

見切れちゃってるけどw こっちも日時計。
これは周辺の方角を示すものが面白かったので、そればっか撮影してますw

天智天皇をまつる神社だけに、因縁の、白村江までの距離が・・・。
あと出雲大社なんかも入ってる。

これが一番かっこよかった。ロレックスから奉納された「古代火時計」。
糸で、鉄球が吊り下げられています。
背中のところに線香を置くようになっています。
火をつけると、片方からじわじわと燃え進んでいきます。
やがて火が糸のところに達すると、糸が焼き切れて、
鉄球が下の盆に「ゴーン!」と落っこちる。
それで時刻を刻むというわけ。ひとつが約2時間だそうです。
面白い・・・欲しい、これw
そのほかにも、境内の中には「時計館宝物館」という建物があって、
中に入るともっといろいろな時計を見ることができるらしいです。
今回は時間の関係で入りませんでしたが(;・∀・)

この時はちょうど、艦内で、「ちはやふる」の複製原画展もやってました。
袴の衣装も貸してくれるみたいで、この漫画のファンの子が喜びそうでした(´∀`)

あけぼうはこっちも気になったw
遷都、1400年の記念の年なんですね・・・。
正直知りませんでした・・・ちょっと地味・・・いやいや

なんか長くなっちゃったので、続きます☆

