呉 子規句碑前

呉といえば、かつては軍港の町。
そんな呉市内を次の目的地に向かって移動中でございます。

今も海上自衛隊がいるので、それっぽい風景を見ることが出来ます。

見えづらいですが、「子規句碑前」というバス停です。
何も知らずにバスに乗って「シキクヒマエ」というアナウンスを音だけで聞いたら、多分何の事かわからないだろうなぁ。

バス停の上に、句碑らしきものが見えました。

軍港 呉かあらぬ 春の裾山 灯をともす
従軍記者として出征する友人を、呉まで見送りに来た子規が、船から夕暮れ時の休山(やすみやま)の情景を見て詠んだ歌だそうです。
俳句とかよくわからないあけぼうとしては、なんか「軍港」みたいな厳ついワードからスタートしつつも、なんだかんだ言って明治はほのぼのしとるなぁ…と思ったのが第一印象だったんですが、どうやら裾山の灯というのは、造船ドックの灯りの事みたいですわ。広島から船で呉に向かっていると、休山の裾に工場の灯りが見えてきたから、呉かなあ、って。そういう意味なんですね(;´∀`)


次回、呉へのおでかけもラスト。締めるのは…あのお方!!