木の香り
わが家とは違う宗派ですし、御朱印を頂くようなお寺という感じではない、いわゆる地域の檀家寺なので、境内に入ったことは無かったりします。
このお寺が去年から、お堂を取り壊して、新しく立て直す工事をしているんですよ。

わたしは普段は自転車通勤なので、すぐに分かったんですけど。
近くを通ると、ものすごく木材から出る、いい香りが漂ってくるんです。
ヒノキではない気がするから杉かなあ?
深呼吸したくなるような、落ち着く&リフレッシュできる、なんともいい香り。
アロマオイルや香水には、この香りと全く同じものって無いんですよね。たとえ杉のアロマオイルだったとしても、なんだかちょっと香りが違う。そこが、リアルの樹から放出される香りと、ギュっと抽出加工されたアロマオイルとの違いなのかな。
とにかく、そこを通る時だけ、マスクから鼻を出してクンクンして帰ってますw
令和の時代、もはやお寺や神社くらいのもんじゃないですか?こんなにいい香りがする木材をたくさん使った建物って。
それも、少子高齢化や檀家さんの減少で、おそらくこうやって新築できるお寺って限られてきていると思うんです。特に地方。
そう考えたら、すごく贅沢というか。
檀家でもない部外者のわたしですけど、すごくラッキーな時に居合わせることが出来たなって思ってます。ありがたや~。
きっと完成した新しいお堂は、良い香りに満ちて、とてつもない癒し効果の空間になってるんだろうなあ。

