ますます世界は混沌とする
しかし・・・もっと簡単に増え拡がると思っていたけど、一向に拡がりません。
去年、春の終わりごろに植えて以来、一時は壊滅状態になっていました。
けれど植物の陰に隠れて一部がなんとか生き残り、現在はめっちゃ日当たりのいい場所に移してるんですが、今年の冬ってラニーニャ現象のせいか寒くて、温暖な瀬戸内ですら、年明けからたびたび最低気温が氷点下になることがある。基本的にセダムちゃんって南国の乾燥地出身でしょうから、氷点下をモロにくらうと、どうなるか心配です。
花壇を注意深く見てみると、私の中で王子様的な立ち位置の黄色いセダム(通称:劉備)は、若干縮小したものの、何とか生きてました。ただ、黄色が若干薄くなってる気が・・・。顔色が悪いです。ちょっと。
それよりも驚いたのが、別種のセダム。わたしが「張飛」と思って植えた緑のセダムが、ここんところの寒さで縮こまった結果、つくしの先っちょのような状態になり果てている・・・ハッキリ言ってきもい。こんなセダムを植えた覚えはない、オマエと桃園の誓いを結んだ覚えはないってくらいに人相が変わってしまったよ張飛は・・・いったい何があった・・・。
いっぽうその頃、
遠い場所で、女王・卑弥呼が統治する島国(鉢)が花を咲かせておりました・・・。

去年、花屋で一目惚れして買ってきて、ずーっと大事に育ててきたハーデンベルギア。通称:卑弥呼ですw

(3世紀つながり・・・)
このハーデンベルギア。この時期に咲く花は貴重です。もうすぐ満開だけど、この花が終わったあと、地植えに移行するか、そのまま鉢植えで頑張るか悩み中。結構大きくなったので鉢植えだと窮屈な感じもしてきていて。地植えにしてさらに大きくしたら、もっとゴージャスになる予定なんだけど、卑弥呼はマイナス3度までの耐寒性しかないんだとか。でもラニーニャ現象のあった今年、マイナス5度の日があったんです。うーん、悩むわぁ。
ほんと、2月初旬の現時点、緑も少なく茶色っぽいだけの庭になってしまってまして。

セダムに期待していたグランドカバー的な緑化は、この春夏まで持ち越しということで(諦めてない)、目下、葉ボタンやパンジーなどを植えて彩りをなんとか保ってます。(それでも半分くらい茶色ですが

あと最近、踊り念仏・・・ならぬ「踊り葉牡丹」、という言葉を知りましたw
踊り葉牡丹、なんというパワーワードww

葉牡丹って、冬が終わってもそのまま育て続けていくと、ぐにゃぐにゃっと茎が伸びて、まるで踊ってるように面白い形に仕上がるらしくて、それを「踊り葉牡丹」って表現してるらしいんです。ググってみると良い感じの画像が出てきます。しかも、頑張れば7年くらい生きるし、アジサイくらいの大きさにまで成長するらしい。これはいいな!
そんなわけで、わたしは踊り葉牡丹を目指して、今植えている葉牡丹もそのまま育て続けることにしました。
セダムの三国志あり、卑弥呼のハーデンベルギアあり、踊り葉牡丹あり・・・どんどん、コンセプト不明のカオスな庭になりつつあります。


軌道修正ができないw