Google Arts & Cultureで博物館めぐり~モンゴル ボグドハーン宮殿博物館

まずここはどういう場所なのかってことなんだけど、モンゴルってチベット仏教が浸透してる国らしいんですよ。
で、チベットに活仏として「ダライ・ラマ」がいるのと同じで、モンゴルにも活仏として「ジェプツンダンバ・ホトクト」っていう宗教上の名跡があるそうなんです。
しかも宗教家としてトップにいただけじゃなくて、20世紀の初頭、ジェプツンダンバ・ホトクト8世は、モンゴルの君主(ボグド・ハーン)として、モンゴルの国を統治していたんだそうです。そんな古い話でもないのに全然知らなかったよ。
その後、ご存じの通りモンゴルは社会主義国になって君主制は終わっていくんだけど、ここはそのジェプツンダンバ・ホトクト8世の死後、住んでいた宮殿を改装して作られた博物館で、モンゴルの文化財をコレクションしているんだとか。
いきなりカッコイイ門。
てっぺんに太陽みたいなモチーフと左右にヤギさんみたいなのがいるのが可愛い。いや羊?モンゴルだし。
宝石を吐くマングースとか仏教の霊獣でも日本とはやっぱ全然違うな。
しょっぱなから楽しい。
それにしても、こういう仏教の守護神って書かれてるのは、日本でいう十二神将みたいなものかな? 我々の知る仏教とチベット仏教ってどれくらい違うんだろうか? でも共通の仏さまがいるはずだよね? もし共通の仏様だったら、ビジュアルや設定にどんな違いがあるのか興味あるなあ。これもなんだか、似たような仏さんを見たことがあるよーな、ないよーな・・・。
アニメに出てきそうな短剣!物語の鍵をにぎるやつだよこれ。凝ってる・・・。
この絵は楽しいね。ズームしてみてみると、中の広場でモンゴル相撲をやってるよ~!
こっちも馬だらけでさすがお国柄。展示品に馬具も多いしね。
昭和の頃って、ちょっとモンゴルの草原に憧れる風潮が、ありましたよね?
同じ蒙古斑がお尻に出る民どうし、変なシンパシー持っちゃったりしてw
モンゴルといったら、わたしは竹宮恵子先生の漫画「天馬の血族」を読んでたから、そのイメージが強いなぁ~。
平成に入ってからは、相撲でモンゴル勢にやられっぱなしなせいか、逆に関心が薄れてる気がするw あっちのほうって、今コロナはどんなかんじなんでしょうね?

グーグルマップで博物館周辺を調べてたら、意外と周りには中華だったりイタリアンだったり、オシャレカフェもあるんだね。やっぱり宮殿だから首都の良い場所にあるんだな。ちなみに「モンゴル料理」で検索したら、ボグドハーン宮殿博物館からは車で20~30分くらいかかっちゃうけど、このKhaan Nomadsが出てきた。好きな食材を選んで焼いてもらえたりするんだって。苦手なものは食べずに済みそうだし、楽しそう。

