Google Arts & Cultureで「八雲立つ風土記の丘」
って時にはGoogle Arts & Cultureで博物館めぐりをしています。
今回は「八雲立つ風土記の丘」!
まさかここがGoogle Arts & Cultureにあるなんてね。
もうリアルで2~3回訪れてます、わたし(笑)
(クリックで訪問したときの記事へ)
展示は古代出雲の繁栄を示すような土器など、このあたりで出土したものが中心。
残念ながら顔が失われておりますが、このお相撲さんなどほぼ今と変わらない。なんて可愛い手なんだ(笑)
この獅噛環頭大刀はズームして詳細にみると、模様が凝ってますね。当時の偉い人が持ってたんだろうけど、どれくらいの価値で入手したんだろう。きっとぼったくられたんだろ~な~・・・。持ち手の輪っかのところに獅子がいて、鞘のところは龍が彫られてるっぽい。分かりやすいカッコよさ。
こんなにきれいに形が残ってるのも、すごいですね、お馬さん。
このころの馬は、日本産の小さなロバくらいのサイズの馬なんでしょうか、やはり。でも目はキリッとしてますね。
土器の中でもこの子持壺というのは、どうやって使うのか全然分からない。よく分かんないものはたいてい祭祀用だってことになるけどさ、なんらかの使い方が無いと、こんな妙な形にはならない気がするんだけどな。ググったらどうも中国にも似たものがあるらしいので、大陸の影響なのかしら。では中国ではどうやって使っていたかわかっているのだろうか。また今度調べてみよ。
銅でできた印鑑。彫られている文字は潔く一文字。「常」。なんで「常」?これもどういう使われ方をしたのか色々想像しちゃう。仮に現代と同じ用途だったとしたら・・・もしかして当時の首長の名字って「常さん」? あるいは当時の年貢的なものに、ランク付けするための印鑑なんだろうか「松竹梅」とか「上中下」みたいに。常ってことは「ふつう」みたいな意味なのかな。
なんて考えながら、軽く「常 意味」で検索してみたら古代の単位らしい。ほほーん。
あっ、この地形の模型は、訪問当時そこまで気に留めてなかったな。今なら海岸線を意識しながら見たよな~~~。また次回行くことがあれば、要チェックだわ・・・。
ちなみにこれが現在の地図。
上の模型に近い場所を表示したかったので、
八雲立つ風土記の丘ではなく眞名井神社を中心にしてます
人物の埴輪・・・この中央の人だけ入れ墨があるんだね。入れ墨があったりなかったり・・・この割合はなんなんだろうね?渡来人と地元民みたいな感じなのか・・・それとも、ひとりだけ流行おくれのファッション、みたいなことなのか・・・。
瓦に残った牛の文字。これリアルだね。なんで牛ってヘラで書いたのかはわかんないけど、当時の人が身近に感じられて、こういうの楽しい。こっちは「勝」。なになに?当時の瓦ってこんなに漢字だらけなわけ?祈願用みたいな瓦なのかな・・・。
この八雲立つ風土記の丘は、周囲に古墳をはじめとして古代出雲を感じられる史跡がいっぱいあるんです。で、ここはレンタサイクルもあるので、ここで予備知識を得たあと、そのまま自転車で史跡めぐりをすることが可能。ほどよく田舎なので、自然もたくさんあるから結構楽しいサイクリングになりますよ~♪ おすすめ!


