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読書感想

「魚ヘンな旅 水辺のキニナル地名行」読んだよ~

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意外にあるぞ、魚ヘンのつく地名。
どうしてその名がついたのか、釣り竿片手に探る旅。



これは九州の釣りの雑誌に連載されていたものをまとめた本なんだそうです。

地名に関する本って今までも

   

こんな感じの本を読んできていて、
正直、どれも正統派という感じの地名の本じゃない気がするけど(^^;)
今回もまた、
ちょっとナナメ上な「魚ヘン」くくりの地名の本を読んでみました。

ちょっと考えてみたんだけど、
魚ヘンのつく地名って自分の周りでは思いうかばない。
でも、九州にはわりとあるんですね。

実際に地名について地元民に尋ねたり、
その魚を、その地の海へ釣りに出かけるところが非常に良いです。
実際やってみる!そういう姿勢って好き。

著者は地名の専門家ではないので、
結局のところ地名についてハッキリとした結論が出ない場合もあるのだけど、
(しかし毎回、釣果はハッキリするのだw)
それでも水辺に住む名もなき人々の、かつての生活が浮き彫りになって
やっぱり地名って面白いなって思いました。

キリシタンが隠れ住んでいたという(←九州らしい!)、
今はもう誰も住んでいない魚ヘンのつく地名の岬の章は心に残った。
隠れられる場所=耕作地が無いような場所でもあるから、
海で得られる魚が生きるためのすべて、みたいな。

そこで魚が獲れる。ただそれだけの理由でついた地名だけど
その魚で命をつないでた人々が、確かに住んでいた。
そう思うと、その名は重くなる。

鯨の名前がついてる地名も面白かったな~。
別にそこで鯨がとれるってわけじゃないんだよ。
開拓地と鯨の関係。そこには鯨油の意外な使用法があった。
でもこれ、意外な使用法って書いちゃったけど、
もしかすると我々の祖父母世代だったら、常識なのかも。
百年も経たないうちに地名の理由もすっかり分からなくなるんだな。

全体的に地名に関心があるので興味深く読んだんだけど、
やっぱり九州の地名ってことで、
たぶん、一生行きそうにないマイナーな場所が多いんだよね。
土地勘があまりにもなさ過ぎて、なかなかその地に興味が持てないっていう。
内容が問題というより、読み手のこちらの問題なんだけどw

雑誌の連載だっただけに、さらさら読める文章だし面白かったけど、
これが例えば、もし身近な瀬戸内沿岸の地名を扱っていたなら、
もっと前のめりで読んだのになあと思っちゃった。


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Comments 2

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あけぼう

あけぼう  

Re: Re:「魚ヘンな旅 水辺のキニナル地名行」読んだよ~

misachi68さん、( ´∀`)ゞ イラッシャーイ

そうなんだよね、意外と近場で出てこない。
日本全体でも、わたしがパッと思い出せたのは、福井の「鯖江」くらいだったな~。

もうちょっと小さいエリア、村の名前とか町名とか、そのレベルだったら、私が知らないだけでそれなりにあるのかも。

名字にも興味ある~!

2020/04/23 (Thu) 11:15 | EDIT | REPLY |   

misachi68  

Re:「魚ヘンな旅 水辺のキニナル地名行」読んだよ~

なるほど!
地名の由来とか気になるのわかる〜〜
私は苗字にも興味ある〜
でもたしかに魚へんの地名はちょっと思い当たらない。
私の住む地域ももちろん海が近いし、
もっと魚へんがあってもいいような気がするけど。

ググってみたら、富山には魚津市があった。
糸魚川市って、新潟だった・・・
魚へんじゃなくて魚そのものだけどね。

2020/04/22 (Wed) 19:58 | EDIT | REPLY |   

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