FC2ブログ
読書感想

「人物でたどる おもしろ 日本音楽史」読んだよ~

6 0


日本音楽史に名をのこした音楽家たちの人物像をわかりやすくご紹介



周期的に「なにか習い事がしたい!」と言う波がやってくるんですが、
中でも邦楽がいいなぁと思って、ちょっと調べていたんです。

アイキャッチ
(第一希望は琵琶)

そんな時、なんとなく図書館で出会った本です。

著者も述べておられましたが、
西洋のクラシック音楽における著名な音楽家って、
わりと一般常識的に、どんな人がいるか知っているじゃないですか。
そもそも音楽室に肖像画があったりするよね。
ベートーベンは耳が聞こえなくなったとかさ。
モーツァルトは幼い頃マリーアントワネットにプロポーズしたとかさ。
結構知ってたりするよね。
ところが、これが日本音楽となると、
実はほとんど知らないということに、我ながらびっくりしてしまいます。
日本人なのに。

下記の人たちが本書で取り上げられている、
日本音楽史上顕著な業績を残した人たちになっています。
何人知っているでしょうか?

アメノウズメノミコト
藤原貞敏・藤原師長
狛近真
後白河法皇
世阿弥元清
出雲の阿国
賢順
八橋検校
近松門左衛門
竹本義太夫
山田検校
玉城朝薫
宮城道雄
高橋竹山


まぁアメノウズメノミコトはともかくとして、
その次の藤原さんからいきなり知らないですよね。

なかなか馴染みのない音楽史の話ではありますが、
人物伝なので、シロウトにもとっつきやすくて読みやすいです。

上記のラインナップを見るだけでも、
最初は神様で、
次は貴族や高貴な身分の人たちのものであった音楽が、
時代が下るごとに次第に身分の低い人たちにシフトしていく流れがよくわかります。
近世までくると目の見えない人たち(=盲人)が、中心になっていくんですね。

近世の盲人の組織【当道】にもちょっと興味がわきました。
知らなかったけど、そういう組織があったらしくて、
本書で紹介されてる「八橋検校さん」「山田検校さん」のお名前についてる
「検校(けんぎょう)」というのは、この組織のトップ階級の役職名だということも初めて知りました。
そこまでのぼり詰めると、ちょっとした小大名レベルの収入を得ていたらしい。

あと、本書で紹介されている八橋検校さんが、
あの京都の定番お菓子(八つ橋)の名前の由来だったって言うことにもびっくりしました。(※これは諸説あり) 
確かに八つ橋、箏のカタチだわ!

また、彼の作曲した箏曲「八段の調べ」が、キリスト教のミサで歌われるグレゴリオ聖歌をもとにしたものだという説があるということも、すごく面白くて、思わずYouTubeで曲を聞いちゃいました。

聴いた感想としては、う~ん・・・わたしにはなんとも・・・(;^_^A
でも彼が生きてた時代って島原の乱とかあったはずなんだよな・・・。
てことは、ミサ曲を聴いた可能性はあるんだよな・・・。

ていうかですね、ここに出てくる人たちの作った曲、結構YouTubeで探したりしましたよ。
今は本で読んだことを、ネットで直に目にしたり耳で聞いたりして
確かめることが手軽にできてほんとにありがたい。

邦楽ってちょっとテンポもゆっくりで退屈な面があったりしますが、
これらの人物のあれこれを知ることで興味を持つのもいいかなって思ったりします。

わたしが子どもの頃は、まだギリギリ酒の席で長唄とか歌い始めちゃったりするようなお爺ちゃんがいたんだけど、今はもうお爺ちゃん世代でさえJポップじゃない。それが悪いわけじゃないけど、日本人としてちょっと寂しいよね。


以上、「人物でたどる おもしろ 日本音楽史」読書感想でした♪
ブログランキング・にほんブログ村へ

  
 

Comments 6

There are no comments yet.
あけぼう

あけぼう  

玉さん、( ´∀`)ゞ イラッシャーイ

こちらこそ、本年もよろしくお願いいたします。
邦楽マニアが近くにいるって、高尚ですよね~~。

調べてみたけど地元では本当に箏が主でした。生産地ですしね。
でもイマイチ惹かれないんだよねえ。
それに正直、現代の住宅事情には難しい楽器だよなあ・・・。

まあ私の場合、琵琶にしても完全にビジュアルからなんですけどねw
あの女性的な曲線のビジュアルからは思いもよらない音色が出るというギャップが素敵なんだよね。
ただ、弦のこすれる音を聞くと、鳥肌がゾワゾワきてしまうほうなので、実は無理かもしれないという(;´∀`)

2020/01/06 (Mon) 09:24 | EDIT | REPLY |   

玉坂めぐる   

あけぼうさん2020年もよろしくお願いします。

子供の時から歌舞伎に連れていかれてたので
長唄、義太夫、常磐津などなど邦楽は聞いていたほうなのだけど
なかなかぐちゃぐちゃ混沌の知識です(^^:)。
でも、邦楽マニアが身近にいるので、
なにかと断片的な情報は入ってて、それがまた混沌。

琵琶は、破壊的な音がするよね。
弦をひっかいたりして、不快な音も出したりして
過激な印象。いいかもしんないね。

2020/01/05 (Sun) 21:46 | EDIT | REPLY |   

あけぼう  

Re: 「人物でたどる おもしろ 日本音楽史」読んだよ~

misachi68さん、( ´∀`)ゞ イラッシャーイ

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします☆

意外と知らない世界で、読んでみるとなかなか興味深いよ〜。
日本美術については、わりと一般にも浸透してるけど、日本音楽に関しては伝統の中に封じ込められてる感じで、今まで全く縁無く今日まで来てたんだよね。

わたしは琵琶がダメなら鼓かなあ。
二胡も雰囲気があってイイよね。

2020/01/04 (Sat) 20:14 | EDIT | REPLY |   

あけぼう  

Re: 「人物でたどる おもしろ 日本音楽史」読んだよ~

へろんさん、( ´∀`)ゞ イラッシャーイ


あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

まったく知らないに等しいですよね。
そもそも学校の音楽の授業でも、全然取り上げられてないっていうのも、さすがにどうなのかと思うんですよねー。

でも、ホントにネットで調べられるのは、助かります。音楽の調べを文章だけで理解するのはなかなか難しいですからね(^^)

2020/01/04 (Sat) 20:05 | EDIT | REPLY |   

misachi68  

No title

今年もよろしくお願いいたします。

なるほど〜〜そういう視点で書かれた本があるとは。
面白そうです。
歴史小説にも出てきたりしてる人もいるよね。

琵琶かぁ。
私、弦楽器だったら二胡(中国だけど)がいいなぁ。
って二胡を検索したら案外ちゃんと教室があるんだね〜〜

2020/01/02 (Thu) 21:38 | EDIT | REPLY |   

へろん  

No title

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします~。

確かに考えてみると、日本音楽史って何にも知らないですね。音楽の授業でもほとんどなかったような気がしますし・・・。
でもネット上で探せるのはある意味良い時代でもありますね。私のネタはネット上で調べてもまったく何も出てこないことがちょくちょくあるので、その点は寂しいです(^^)

2020/01/02 (Thu) 20:25 | EDIT | REPLY |   

Leave a reply