「人生で大切なことは泥酔に学んだ」読んだよ~
偉人の泥酔っぷりから学ぼう
この本は、立派な業績で歴史に名を残したような人たちが、
酒を飲んで泥酔し、どんなご乱行を働いたかを紹介しております。
いろんな時代の人が紹介されてはいますが、
やはり明治以降の人が多いです。だって記録が残っちゃってるから(笑)
やっぱ偉人は飲みっぷりも豪快というのか、
社会人としてダメダメな しくじりっぷり。
けれど
同じ過ちを繰り返しながらも、周囲に助けられ、何かを成し遂げた。
そこに勇気を貰えるし、
なにか教訓を得ることが出来るんじゃないか・・・という本なのです。
ホントに多彩な泥酔っぷりが紹介されているので、
ある程度、人生経験のある大人であれば、
スケールの大小はともかく、似たようなタイプの酔っ払いを
知ってる&見たことある、という人もいると思われます(笑)
しかし本当にあまりにもヒドいので、
個人的にはこの本に出てくる人で
酒席を共にしたいと思う人はほとんどいないw
ほんっっと、いないなあ・・・。
とにかく本に出てきた人の中で、
個人的に一番イヤなのは、パワハラ系のなかでも
暴力がともなうマッチョなタイプ。特に嫌い。力道山とか。
あと、源頼朝みたいに「無礼講OK」みたいなふりして、
人の本音を引き出して裏で人物評価する上司もイヤ~!
無礼講と言われても真に受けてはダメ。
この超初歩的な教訓を久々に思い出しました。
社会に出て、ある程度長くなってきて、
周囲からあまり怒られない立場になってくると、
こういう酒の席での基本を忘れがちになりませんか?
そういう意味ではこの本を読んで、
あらためて酒との付き合い方を学んだというか・・・。
「人のふり見て我がふり直せ」じゃないけど、
わたしは読みながら、ハッとすることが結構多かったです。
やばい、気をつけようって(笑)
最近は泥酔するほど飲んでないですけども・・・


以上、「人生で大切なことは泥酔に学んだ」読書感想でした♪
酒シリーズその1。次は反対側の人達の本。