「皇室、小説、ふらふら鉄道のこと。」読んだよ~
2019/06/15/20:10
作家・三浦しおんさんと、政治学者で鉄道オタクな原先生との珍道中
皇室といえば、令和になったばかりの今、すごくホットな話題ですよね。
お2人の対談が収められたこの1冊の中で、
ちょうど生前退位の発表があったりして、すごい神タイミング。
どういう流れで「お言葉」が出されたのか。
皇室について、どれほど自分が何も知らなかったか思い知りました~。
大正天皇と貞明皇后のキャラクターまで知らないもんなあ、在位短いし…。
対談形式だからサクサク読めるんだけど、その割に情報量は結構多くて、
皇室存続のことや、女性天皇についても斬り込んでいる。
だから、さら~っと読んだ後に、
「ん?まてよ・・・」と、
咀嚼しなおすという状態が、あとあとまで続いた(笑)
三浦しをんさんは大好きだし、
女性の立場からだったり、庶民の立場からだったり、
その発言は、ほとんど賛同できることばかりだけど、
唯一「元号なんていらなくね?」派だったのが、ちょっと残念(勝手に)。
わたしは「西暦は本の「ページ」、元号は日本人だけが持つ「章」」っていう
タモリさんの発言に膝を打って「たしかにっ」と思ったクチなので、
便利かどうか、合理的かどうかってこととは別の話として、
元号は続けてほしいんだよね・・・。

