京都 ★ 23 橋姫神社 最後の最後で巨椋池のことを思い出す
宇治・平等院に来ておりました。

前回まで。
ここを出て、すこし駅の方へ戻って行きます。

マンホールには宇治橋が。宇治のシンボルなんですね。
で、その宇治橋とも縁の深い、深すぎるお方が祀られているのが、

こちら、橋姫をご祭神として祀る、橋姫神社です。
早速参拝・・・・(。-人-。)

もともとご祭神は瀬織津比咩(せおりつひめ)という
水の穢れを祓ってくださる女神さま。
瀬織津比咩(せおりつひめ)は、神道の祝詞には出てくるのに、
古事記・日本書紀には登場しないという謎めいた女神さま。
のちに、橋姫=瀬織津比咩として同一視するようになったとのこと。
橋姫さまは、
ある時は嫉妬に狂って鬼と化した狂女、
またある時は橋を守る水の女神と、とても多面的なお方ですよね。

境内には住吉神社もありました。
住吉さんも、水運とか水の神様ですから、
いかに宇治川&宇治橋のことを、昔の人が重要視していたか
ってことですよね~。
あらためて宇治川を古地図で見てみると、
琵琶湖の瀬田川から始まって南に流れていき、
やがて宇治に到達すると宇治橋を過ぎてすぐ巨椋池に注いでいく。
そう、忘れていたけど、
巨椋池という幻の巨大な池が、この辺りにはあったらしいんですよ。
いまも地名には残ってます。
地元民でなくとも高速のICの名前とかで知ってる。知ってたw
しまった。今の今まで忘れてましたw
巨椋池には桂川や淀川や木津川も接続してるから、
もしかして京都からも奈良からも船でスイスイ~ッと来れちゃう?
そして大阪へもスイスイ~ッと行けちゃう?
もしそうなら、すごいアクセスの良さ。便利~そりゃ重視するわ~。
そうか。そう考えると、
源氏物語(宇治十帖)のイメージもわたしのなかで少し変わるなあ。
途中から船が使えるんなら、
今まで想像していたよりかは、都と近い感覚になるなあ。
あるいは都から陸路だとしても、横目に見えてるのは、
広大な湖のような池で、ポコポコ小島も浮かんでる・・・そんな景色。
「あさきゆめみし」にそんなでっかい池の場面ありましたっけ?
昔むかしに読んだっきりだからすっかり忘れたけど、
竹ヤブみたいなワビしい道を歩いてるような印象しかないんだよね。
よく考えたら宇治神社にも境内に住吉社がありましたしね。
それも水上交通安全の意味なんだな。
当時は「目の前は池!」ってくらいの場所かもね。あのへん。
宇治神社は菟道稚郎子が住まう離宮だったという話もあったけど、
お父さんの応神天皇の都が奈良のほうで、
その後、兄さんが今の大阪の難波あたりに都を構えたことを考えたら
なかなか面白い・・・味わい深い位置なのかも・・・ふーん。
・・・。
え~~~~っ

池があったと仮定した目で、
もう一回、イチから観光をやり直したくなってきた・・・(笑)
さあ、宇治観光もだいたい終了です。
あとは、買い物をして帰るだけです。
次回はお土産。
ではでは。(つづく)


前回まで。
ここを出て、すこし駅の方へ戻って行きます。

マンホールには宇治橋が。宇治のシンボルなんですね。
で、その宇治橋とも縁の深い、深すぎるお方が祀られているのが、

こちら、橋姫をご祭神として祀る、橋姫神社です。
早速参拝・・・・(。-人-。)

もともとご祭神は瀬織津比咩(せおりつひめ)という
水の穢れを祓ってくださる女神さま。
瀬織津比咩(せおりつひめ)は、神道の祝詞には出てくるのに、
古事記・日本書紀には登場しないという謎めいた女神さま。
のちに、橋姫=瀬織津比咩として同一視するようになったとのこと。
橋姫さまは、
ある時は嫉妬に狂って鬼と化した狂女、
またある時は橋を守る水の女神と、とても多面的なお方ですよね。

境内には住吉神社もありました。
住吉さんも、水運とか水の神様ですから、
いかに宇治川&宇治橋のことを、昔の人が重要視していたか
ってことですよね~。
あらためて宇治川を古地図で見てみると、
琵琶湖の瀬田川から始まって南に流れていき、
やがて宇治に到達すると宇治橋を過ぎてすぐ巨椋池に注いでいく。
そう、忘れていたけど、
巨椋池という幻の巨大な池が、この辺りにはあったらしいんですよ。
いまも地名には残ってます。
地元民でなくとも高速のICの名前とかで知ってる。知ってたw
しまった。今の今まで忘れてましたw
巨椋池には桂川や淀川や木津川も接続してるから、
もしかして京都からも奈良からも船でスイスイ~ッと来れちゃう?
そして大阪へもスイスイ~ッと行けちゃう?
もしそうなら、すごいアクセスの良さ。便利~そりゃ重視するわ~。
そうか。そう考えると、
源氏物語(宇治十帖)のイメージもわたしのなかで少し変わるなあ。
途中から船が使えるんなら、
今まで想像していたよりかは、都と近い感覚になるなあ。
あるいは都から陸路だとしても、横目に見えてるのは、
広大な湖のような池で、ポコポコ小島も浮かんでる・・・そんな景色。
「あさきゆめみし」にそんなでっかい池の場面ありましたっけ?
昔むかしに読んだっきりだからすっかり忘れたけど、
竹ヤブみたいなワビしい道を歩いてるような印象しかないんだよね。
よく考えたら宇治神社にも境内に住吉社がありましたしね。
それも水上交通安全の意味なんだな。
当時は「目の前は池!」ってくらいの場所かもね。あのへん。
宇治神社は菟道稚郎子が住まう離宮だったという話もあったけど、
お父さんの応神天皇の都が奈良のほうで、
その後、兄さんが今の大阪の難波あたりに都を構えたことを考えたら
なかなか面白い・・・味わい深い位置なのかも・・・ふーん。
・・・。
え~~~~っ


池があったと仮定した目で、
もう一回、イチから観光をやり直したくなってきた・・・(笑)
さあ、宇治観光もだいたい終了です。
あとは、買い物をして帰るだけです。
次回はお土産。
ではでは。(つづく)

