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読書感想

「境目・広島県の古墳文化」読んだよ~

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地元民(広島県民)として、前々から古代史に関して思っていたことがあって、
それは何かっていうと、
すぐ北にはあの「出雲」があって、東隣りには「吉備」があるという、
そういう位置にあって、広島県エリアのなんと地味なことよ!
・・・ずっとそう思っていたんです。

古代、ブイブイ言わせてた場所の狭間にある。
境目。まさに境目ですよ。

この本を読むと、
これといって特徴のない古墳ばかりの地味な所といった、
(よく知りもしないのに)勝手に私が思っていたイメージが、
ちょっと変わりました。

瀬戸内から山陰方面、朝鮮半島へと抜ける交通の要衝として、
意外と重要視されていて、
中央(大和政権)と太いパイプのある行政官がいたらしい、とか

一定の存在感を保ち続ける「吉備」の力を削ぐべく、
まるで楔を打ち込むように
吉備国に隣接する広島県東部一帯を、
蘇我氏とつながりの深い、東漢氏が治めていたことなど、

当時の事情が、古墳から分かったりして面白かったです。

古墳時代なんて、
奈良盆地で大王や有力豪族たちが権力争いしている歴史は習うけど、
そこから離れた地方がどうなっていたかなんて、
具体的なことは全然知らなかったし。

ていうか、そういう政治的な、
江戸時代の譜代と外様大名の配置みたいなことを、
もうこの時代からちゃんとやっていたんだね・・・と、変に感心しました。
ちょっとなめてました、古代。

あと、古墳の規模や装飾などから推定される被葬者について
いろいろ語っているうちに、最後の方になってくると、
もう、古墳=被葬者みたいになっていって、
あたかも、古墳を擬人化したかのような語り方になっていくのが面白かったです。
この手の本ではよくあることなんでしょうかね?
意外と分かり易くなって、わたしのような者には助かるー。

今はなんでも擬人化(キャラクター化)しちゃうのが流行ってるし、
古墳も擬人化してみるっていうのも、もしかしたらアリかもね~。

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Comments 2

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あけぼう  

Re: 「境目・広島県の古墳文化」読んだよ~

misachi68 さん、イラッシャーイ(*ˊᗜˋ*)ノ゙

この本はたまたま「本が好き」で紹介されていて知りました。じゃなかったら、出会うことも無かったかも。
この本って、3つの古墳に絞ってるから、ボリュームはそんなに無いんだ。割とわかりやすく書いてあって写真や図なども結構あるから、初心者でもハードルが低めでよかった。
私も北陸の方の古代のようすって、興味津々! ぜひいい感じの本があったら読んでみて欲しいです♪感想知りたい(^^)

2019/03/02 (Sat) 22:07 | EDIT | REPLY |   

misachi68  

なるほど。
やっぱり地元の歴史を知るには古墳も知りたいよね。
そっか。地元の古墳の説明もちゃんと読んでないなぁ。
ちょっと気になってきた。

2019/03/01 (Fri) 20:59 | EDIT | REPLY |   

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