和歌山県 ☆ 朝から清々しい♪森に囲まれた日前神宮 國懸神宮
朝です! 今日も晴天です。
今日は旅の最終日。
午後からはフェリーに乗って帰るので、午前の観光が主!です。
まずは、朝食後、

さっそく、紀伊国一之宮「日前神宮 國懸神宮」を訪れました。

ひとつの境内に二社が並んでるというのは、ちょっと珍しいかも。
ご由緒は、神話の時代にさかのぼります。
天照大御神が天の岩戸にお隠れになった時に、
知恵の神様といわれる思兼命(オモイカネノミコト)の議(はかりごと)によって
アマテラスさまに様々な供物を供え、その御心をなぐさめる為に、
石凝姥命(イシコリドメノミコト)が、天香山から採れた銅で、
アマテラスさまの御像(=日像鏡と日矛鏡)を鋳造したそうです。
日像鏡は日前神宮の御神体として祀られており、
日矛鏡は國懸神宮のご神体として祀られている・・・とのことです。

つまり名前は違うけど、
どちらも天照大御神をお祀りしているということですね。
まあまあの街中にあるのに、この広い境内、この立派な森!さすがです。

朝散歩するのにぴったりの、清々しい場所ですね~~~。

こんなふうに、左右対称のような形で二社が並んでいる感じです。
まずは左側、日前神社から行ってみます。

こちらが日前神宮の社殿前の鳥居です。
参拝・・・(。-人-。)

日前神宮と国懸神宮の間には
その他、摂社末社がいくつか建っています。

邦安神社(くにやすじんじゃ)
ご祭神は松平頼雄命(まつだいらよりかつのみこと)、
紀州藩支藩の伊予西条藩の世継ぎだった方なのだそうです。
でも、お家騒動とか色々あって、非業の最期を遂げた方なんだとか。

摂社:天道根神社(あめのみちねじんじゃ)
ご祭神は天道根命(あめのみちねのみこと)。
天孫降臨の時、2つの神鏡とともに従臣として仕えていた神様だそうです。
初代紀伊国造に任命され、以来この地で代々祭祀を受け継いでいるそう。

他にも、ひときわ赤い幟がたくさん立つ場所には、

お酒の神様。松尾神社(まつおじんじゃ)が。
京都の松尾大社から分社されてきたそうです。

市戎神社(いちえびすじんじゃ)
祭神:蛭子神(ひるこのかみ)
もともとは境内の外にあった神社が明治になってここに遷ったそうです。
あと、他にも参拝されている方がおられたこともあって、
写真などは撮ってないんですが
摂社 中言神社(なかごとじんじゃ)
ご祭神:名草姫命(なぐさひめのみこと) 名草彦命(なぐさひこのみこと)
初代の天道根命から数えて五代目にあたるご夫婦の神様。
地主の神さまとして崇敬されているそうなので、
良い統治をして民から慕われていたのかもしれないですね。
末社 深草神社(ふかくさじんじゃ)
ご祭神は野槌神(のづちのかみ)といって、イザナギイザナミの二神から産まれ、
野や草に関する全般を司る神様なんだそう。
というような、
創建由緒の神話に関わる神様や、
庶民から信仰されていたような神様、
あまり馴染みのない神様も含めて、
バラエティーに富んだ神さまたちが祀られておりました。

そして、こちらが、國懸神宮。
参拝・・・(。-人-。)
でもって、

御朱印も頂きました♪
こちらも日前神宮と國懸神宮が両方あって一つのご朱印になっていました。
実はあまり予習もせず、ご当地の一之宮が近くにあったから、という
わりと単純な理由で参拝させて頂いたんですが、
非常に立派な境内や、清々しい空気、
神話の時代から始まる長い歴史を持っていることなど、
色々と想像以上で、来てよかった~と思える神社でした。

