2018年、春。
京都に来ております。鞍馬寺、前回からの続きです。

この日は3月上旬に逆戻りしたんじゃないかってくらい
寒くなりまして。
しかもここ、山なので、もう冷え冷えとしております。ぶるぶる。
早めにお昼ゴハンを食べて少し温まったところで、
どんどん体を動かしていこうと思います。

仁王門(山門)です。仁王さんの像がおられますよ。

以前、とある寅年の時に、
虎にまつわる神社仏閣めぐりを計画した時(計画倒れに終わったけど)
ここ、鞍馬寺もチェック入れてました。
なぜって、この阿吽の虎さんがいるから。
毘沙門天の使いは虎ですもんね。
(補足:毘沙門天にはムカデと虎が従っています)狛犬ならぬ、虎さま。かっこいい~!

見てよこの牙!かっこいい~!(本日2度目)
なんでも鞍馬寺の開祖である 鑑禎上人(あの鑑真上人の高弟)が
ある時、鬼に襲われた時に毘沙門天に助けられたそうなのです。
それが寅の月、寅の日、寅の刻であった・・・ということで
それにちなんでいるみたいです。
なので、鞍馬寺には寅の日にお参りすると良いらしいとかなんとか。

夜になると、目が光りそうな勢い。
虎は千里往って千里還るということわざかもあるように、
強さの象徴みたいなところもありますよね。
龍虎の戦いってよく絵などで見るけど、
相手は龍(想像上の動物)だよ、ハンデすごくない?
虎はリアルですからね、でも、立ち向かってるという。
個人的に地球上で一番カッコいい動物だと思っているんですけど、
虎が好きだと言うと、
タイガースファンだと受け取られがちなのがホントに腹立たしいw

仁王門をくぐる前にこんなに時間を費やしていていいのかw
我に返って、先に進むことにします。

嬉しいですね、まだソメイヨシノがギリギリ咲いてる。
ネットで検索すると桜の名所としても、鞍馬山は出てくるんですが
いわゆる京都の他の名所と比べると、
ソメイヨシノの桜並木がわぁ~っと咲いてるということはないです。
ですが、周囲が深い緑なので、1本1本がとっても映えてます。

普明殿という建物です。

これは建物内にあったジオラマ(←大好物)
現在地がココ(茶色い屋根)です。
鞍馬寺はとても広くて、ここからお堂などが点在しながら
長い坂道を登りつつ、本堂へと道が続いています。
そのショートカットのために、ここからケーブルカーが出ています。
普明殿の2階がケーブルカーの駅になってます。
しかしショートカットしてしまうと、見られないものがいくつかあるので
ケーブルカーには乗らずに、このまま歩いて行くことにします。
あ、普明殿の近くにお手洗いの建物があります。
ここでお手洗いに行っておく方が、良いと思いますよ。
つづく。
ちなみに阿吽の虎さまとは、また本堂で再会します。
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