「オオクニヌシ 出雲に封じられた神」読んだよ~



『出雲国風土記』はなぜ『古事記』の、大国主が活躍する出雲神話を無視したのか、日本神話最大の謎をついに解明する。(amazon内容紹介より)





古代研究のうえで、欠かせない書物「古事記」「日本書紀」「風土記」。
しかしこの3冊の、出雲についての記述は食い違っている。

なぜなのか?

また、神社は南向きに建てられるのが一般的にもかかわらず、
出雲地方の神社は大半が東向きなのだ。出雲大社を含む2社を除いて。

それは何を意味しているのか?

そこから話は始まって、
あの超有名豪族の祖先神へと繋がって行きます。

縁結びの神・大国主命のイメージが覆ることは間違いないです。
太いしめ縄で、完全に封じ込められた神。祟る神様なのです。

しかし、戸矢氏の著作、今までに2冊ほど読みましたが、
今作が一番読みにくい本だったかもしれない。
過去の著作の引用が多いこともあって、
それらを読んでないとついていけない感覚になりがち。

特に過去作「三種の神器」と「ニギヤハヒ」は読んでないとしんどいかも。
わたしは「三種~」は読んでましたが「ニギヤハヒ」は読んでなかったので
読み下すのに時間がかかりました・・・。

先生に
「ここは前に教えたところだぞー」って、さっさと進められて
どんどんついていけなくなっていく生徒みたいな気分を
久々に味わいました(笑)

そんな感じで様々な著者の過去の主張とリンクしていくため、
話があっちこっちに拡がって、本筋を見失いがちになるんですよね。
あれっ今、何の話なんだっけ・・・としょっちゅう迷子になりました、私。

とはいえ、なかなかスリリングな話の展開で、
ダレることなく、読み切っちゃいましたけどね。面白かったです。
しかし、作者の主張については、
現段階ではちょっと、賛否が言えるほど理解できてる自信がない(笑)
まずは「ニギヤハヒ」も読んで、補っていきたいと思います。

*  *  *

ついでながら・・・。
本の中では、余談的にちょこっとしか触れてないのに、
すごく印象に残ったくだりがあったので、書いちゃいます。

神話の中で、オオクニヌシって2度殺されるんですが、
(若い時=オオナムチって言われてた頃)
お母さんの力で復活するんですよ。生き返るんですよ。

「生き返らせる」って
実は神道にも仏教にも無いものなんだそうです。
言われてみれば確かになあ。
仏教は輪廻転生だし。
神道だって、神様さえも死んで黄泉の国へ行く話があるもんね。

しかし古代中国の道教には、あるんだそうです。方士の術に。
そこから、オオクニヌシの母は、方術の使い手なのでは?
とあって、面白いなーって思いました。
(補足:文章の流れ的に中国南部からの渡来人であるという主張を含んでます)

確かに昔から日本には幽霊や妖怪はいても、ゾンビはいない。
いっぽう、中国にはキョンシーなど、ゾンビがいる・・・。


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あと、さらにすごーくどうでもいい話なんですが、
豪族・物部氏の祖先神といわれるウマシマジ(のみこと)の
「ウマシマジ」が、最高に声に出して読みたい日本語。
ウマシマジ・・・ウマシマジ・・・いい・・・。

  
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2018年16日 読書感想 こめんと2 とらっくばっく0
  

こめんと

あけぼう
misachi68さん、イラッシャーイ(*ˊᗜˋ*)ノ゙


わかります わかります。
しかも名前がいくつもあったりね(^_^;)
ただ、こういう本をよむと、行きたい場所が増えるのと、現場に訪れた時に楽しいんだよね。それでちょくちょく読んでます♡
2018.03.18 09:00
misachi68
ウマシマジ、ウマシマジ・・・声に出したらグフって笑えるのはなんでや?

面白そうな話ですねえ。
しかし、神話の部分はほんとに名前といい登場キャラの多さといい
難しいんですよねぇ。
それを道教の流れとか中国からの渡来人だとか
推理がすごいなぁ。
2018.03.17 20:47

こめんとの投稿

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とらっくばっく

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