「今夜もカネで解決だ」
というわけで、またもジェーン・スーさんの本を読みました。
テーマはマッサージ!マッサージ放浪記みたいな本です。
この世には2種類の人間しかいない。
マッサージに行くやつと、行かないやつだ。
そして、わたしは行かないほうの人間でした。
しかし、しかーし!
そろそろ気力だけでは、いかんともしがたいお年頃。
これはもう他人の手を借りたほうが良いのかも・・・、
いたよ!
さんざんマッサージに金を突っ込んでる女がここに!
いやー相変わらず面白かった。
千円単位・五千円単位・万単位・・・と、
かかった費用ごとに章がわかれているところも憎い(笑)
こうして読んでみると、
マッサージに鍼にリフレクソロジーにストレッチに整体に・・・
世の中にはホント、様々な種類のリラクゼーションがあるもんだなあと、
あらためてびっくり。
マッサージの良し悪しももちろん書いてあるのだけど、それだけじゃなくて。
そこはやっぱりジェーン・スーさんですよ、
イイ意味で理屈っぽくいろいろ考えてます。
マッサージの持つ癒しの力について思索したり、
マーケティング的視点で観察しているところもあったり・・・
マッサージから日本社会を見通しそうな勢いの一冊でした。
とにかく、食わず嫌いならぬ行かず嫌いだった私にとって
マッサージの楽しみ方(?)を教えてもらったような感じ。
勧誘がウザイとか、会員カードが増えて面倒とか言ってる場合じゃない!
がぜん、癒されに行きたくなりましたよ。
本の中で出てくる店は実名は出てないですが
東京に住んでる人なら、「ああ、あのへんね」と分かるくらいには
具体的に書かれているので、もし読んでいてグッときたお店があれば
東京在住の方は、すぐググッてそのお店に行けると思います。
ちょっとうらやましい。いいなー。

