おでかけブログ。その他、日々のおバカな出来事・読書感想などを、つらつらと。

なぜ、古事記神話は日向(九州南部)と出雲(島根県)を主な舞台としているのか。もし、7300年前の巨大噴火を縄文人が記憶していたのだとしたら―。地質学データ、足で集めた情報をもとに古事記神話の謎ときに挑戦する。


古事記に記された日本神話に、火山の気配を探るという試みの本です。
個人的に、
鹿児島に旅行に行ったときや(⇒
島根の三瓶山に遊びに行ったときも(⇒
火山活動・地殻変動のスケールの大きさに、
ただただ圧倒され、魅了されました。

恐ろしいんだけど、なぜか惹かれる…という不思議な感覚があって、
古代人もきっと同じなんだろうなあ、と思っていたのです。

なので、作者の試みには同意する部分が最初からありました。

古事記の解釈には諸説あって、
火山と関連付けるというのは「トンデモ説」と見る向きもあるとか。

とはいえ、
著者は、自分が地質学や考古学の学会とは無関係で
あくまで素人研究であることをきちんと前置きしていています。
そのあたりは好感のもてる、誠実な書き方をされてますし、
こっちも、決定的な答えのない古事記の解釈については、
諸説さまざま、楽しんでしまおうというスタンスなので、
全く問題なしです。

縄文時代の火山噴火の体験が語り継がれていって
古事記の神話の中に見え隠れしているという、内容なんですが
特に天孫降臨の章なんて、あまりに火山活動と符合していて
読んでいて、とてもスリリングでした。

しかしさすがに最後の熊野の章になってくると、
そこまで古い出来事がどこまで影響をもたらすかについては
ちょっと懐疑的な気持ちになりましたけどね。
ただ、高千穂の切り立った崖が「柱状節理」なのは知ってましたが
那智の滝の崖も柱状節理だとは。知らなかった~~~。

山とか巨石への自然信仰、
目の前のものすごい自然を前に、ただもう頭を垂れる・・・
そういうのって、元をただせば、
そこに火山活動があったればこその景観。
環境は、必ずそこに住む人間にも影響を及ぼすので、
もっと火山の存在を日本史と絡めて考えてもいいのかも・・・。

あっというまに読んでしまいました。
こういう方面からのアプローチっていいですね。
とても面白かったです。


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【2017/05/19 17:10】 | 読書感想
【タグ】  読書  感想  
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Re: No title
あけぼう
玉さん、( ´∀`)ゞ イラッシャーイ

フィリピンではやっぱ魔女なんだー。
恐山と並べると急に「魔女」のイメージが変わって来るね!
あの辺も火山地帯だもんなー。
すっかりカトリックの国になっちゃってるけど
土着の宗教みたいなものには何か日本と共通点とかありそう。


Re: No title
あけぼう
misachi68さん、( ´∀`)ゞ イラッシャーイ

そうそう、例の教えてもらったやつです!
面白くて買っても後悔なしでした!よかった!
ホントにありがとう~~~~。
絶対リンクしてると思いますよ、
その辺まではこの本には無かったけど、
そういう方面の本で良さそうなのがあったら
読んでみたいですよね~!

Re: こんにちは
あけぼう
小々次郎さん、( ´∀`)ゞ イラッシャーイ

家系図はぜんぜん問題なしでーす。
それより「火山噴火すげーっ」という気持ちを
縄文人と共有する心意気さえあれば、
この本は楽しめると思いますよ♪


No title
玉坂めぐる 
地の噴火と、天からの稲妻は、世界の人が神様を直に目撃する瞬間ですよね。面白そう! 玉坂も全面賛成しそうです。(^^)

フィリピンで魔女が住んでる場所を二か所教えてもらったんだけど
どちらも青森の恐山みたいな火山地帯でしたよう。
そうでしょう、そうでしょうとも。。。と深くうなずいたのはいい思い出ww


No title
misachi68
おお〜!!これですね!例の・・・

なるほどね〜〜
火山と結びついてる神話の世界。
巨石信仰とか、やっぱり理解できないほどの大きなものとか
大地の変動があったら人間ではないもっと大きなものへの畏怖とか
生まれるんだろうね。

宗教についての本読んだから、なんかリンクしてそうで
興味湧きますわ。

こんにちは
小々次郎
カルデラを上から覗きたくなる気持ちわかります 猫パンチが飛んでくるの わかってても穴があったら覗きたくなるのと同じですよね  縄文人が神様より先に地上で生活をしていたっていうことですね  縄文人が阿蘇山の大噴火なんか見たら この世の終わりだと思うと同時に ニニギりたくなる気持ちもわかります 結構な数の登場人物と家系図が頭に入ってなくても楽しめますかね 



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この記事へのコメント
Re: No title
玉さん、( ´∀`)ゞ イラッシャーイ

フィリピンではやっぱ魔女なんだー。
恐山と並べると急に「魔女」のイメージが変わって来るね!
あの辺も火山地帯だもんなー。
すっかりカトリックの国になっちゃってるけど
土着の宗教みたいなものには何か日本と共通点とかありそう。
2017/05/22(Mon) 09:14 | URL  | あけぼう #-[ 編集]
Re: No title
misachi68さん、( ´∀`)ゞ イラッシャーイ

そうそう、例の教えてもらったやつです!
面白くて買っても後悔なしでした!よかった!
ホントにありがとう~~~~。
絶対リンクしてると思いますよ、
その辺まではこの本には無かったけど、
そういう方面の本で良さそうなのがあったら
読んでみたいですよね~!
2017/05/22(Mon) 09:12 | URL  | あけぼう #-[ 編集]
Re: こんにちは
小々次郎さん、( ´∀`)ゞ イラッシャーイ

家系図はぜんぜん問題なしでーす。
それより「火山噴火すげーっ」という気持ちを
縄文人と共有する心意気さえあれば、
この本は楽しめると思いますよ♪
2017/05/22(Mon) 09:07 | URL  | あけぼう #-[ 編集]
No title
地の噴火と、天からの稲妻は、世界の人が神様を直に目撃する瞬間ですよね。面白そう! 玉坂も全面賛成しそうです。(^^)

フィリピンで魔女が住んでる場所を二か所教えてもらったんだけど
どちらも青森の恐山みたいな火山地帯でしたよう。
そうでしょう、そうでしょうとも。。。と深くうなずいたのはいい思い出ww
2017/05/21(Sun) 19:41 | URL  | 玉坂めぐる  #WCSj23LI[ 編集]
No title
おお〜!!これですね!例の・・・

なるほどね〜〜
火山と結びついてる神話の世界。
巨石信仰とか、やっぱり理解できないほどの大きなものとか
大地の変動があったら人間ではないもっと大きなものへの畏怖とか
生まれるんだろうね。

宗教についての本読んだから、なんかリンクしてそうで
興味湧きますわ。
2017/05/20(Sat) 14:04 | URL  | misachi68 #-[ 編集]
こんにちは
カルデラを上から覗きたくなる気持ちわかります 猫パンチが飛んでくるの わかってても穴があったら覗きたくなるのと同じですよね  縄文人が神様より先に地上で生活をしていたっていうことですね  縄文人が阿蘇山の大噴火なんか見たら この世の終わりだと思うと同時に ニニギりたくなる気持ちもわかります 結構な数の登場人物と家系図が頭に入ってなくても楽しめますかね 

2017/05/20(Sat) 12:35 | URL  | 小々次郎 #-[ 編集]
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