福井県☆氣比神宮3
続きです。
本殿の横には、摂末社があります。
境内図には「九社の宮」とあります。

≪一つ一つの宮の説明はクリックで拡大≫

こんなかんじにずらーっと。
ちゃんと一つ一つお参りしましたよ♪

そして、九社の奥には2つのお宮が。
「神明社」といって、そのご祭神は天照皇大神(内宮)、豊受大神(外宮)だそうです。
そしてそして!
境内の中ではあるのですが、本殿とは駐車場を挟んで、なぜか離れた場所にも摂社があります。

それがこちら。

角鹿(つぬが)神社です。

≪クリックで拡大≫
ご祭神は、都怒我阿羅斯等命(つぬがあらしとのみこと)
実は前日の夜、敦賀入りした時に、敦賀駅前を歩いたんですよ。
そしたら、角髪(みずら)を結った古代の神様っぽい銅像がバーンと建ってましてね。
なにげに珍しいでしょ?駅前に古代の人の銅像。
ふつうは戦国武将とかが多いじゃないですか。
なので、「いったい、だれ?」と思って銅像に近づいたところ、この「ツヌガアラシトノミコト」様だったんですね。
しかも漢字で書いてあって、「都怒我阿羅斯等」(つぬがあらしと)。よめなーいw
意富加羅国(大加耶/大加羅)の王子で、地名「敦賀(つるが)」の由来の人物だそうです。

ツヌガアラシトノミコト、ちょっとググッてみただけでも、いろいろ諸説あって調べたら深そうでした。
額から角が生えていた!っていう伝承もあるらしく、角?鬼?桃太郎?とかワクワクしたりw
で、神社の説明ではこの地を治めることになって、この場所が政務所の跡だったとか。

この狛犬さんは前歯が鋭いね・・・。

その隣には伊弉冊尊を祀った兒宮(児宮・このみや)と、
大己貴命、合祀に稲荷神・金刀比羅神を祀った大神下前神社という末社があります。
といっても立派。

境内には松尾芭蕉が来て句を詠んだらしく、句碑も建ってました。
盛りだくさん過ぎる~。

さらに陸軍から寄贈されたという、ユーカリの木まで!
さすが北陸道総鎮守だけあって、歴史が古くて、
古代・南北朝・松尾芭蕉・ユーカリ・桃太郎と、色々なところをカバーしてますね。
興味が広がってしまいました。
しかし、それゆえに御朱印を貰えなかったのがますます痛いです。
また来よう。

