おでかけブログ。その他、日々のおバカな出来事・読書感想などを、つらつらと。


長く愛され人気があり、重要と思われる神話・伝説を、国や地域ごとに紹介。アジアの諸地域・諸民族の星や天体についての考え方、伝統的な文化・生活を、読みとれるでしょう。宇宙の創造に始まって、太陽、月、日食月食、星座や天の川まで、天体ごとの神話・伝説を収録。太陽や月の起源など、アジアにおける文化の大きな流れも見えてくるでしょう。神話・伝説の背景をもっと詳しく知りたい読者のために、アジア地域の神話・伝説の背景となる宇宙観や天文学をまとめて解説しています。


星の本が読みたくなり、図書館に行ったら出会った本です。
星座の話というと、どうしてもギリシャ神話中心になりがち。
意外と日本の星座の話すら知らなかったりしませんか?
ましてやアジア諸国の星の話なんて、中国のをちょろっと知ってるくらいで・・・

で、読んでみるとこれが、結構面白いのですよ。
アジアの星の話でもっともポピュラーなのって多分、織姫と彦星、天の川を舞台にした七夕の話じゃないかと思うんですけど、それも各国でかなりバリエーションがあったりして面白かったです。

色々な星の話の中でも特に印象に残ったのはインドの話。
いちいち壮大で面白い。
世界を救うために王様が土星と戦う話とか、どこのSFヒーロー?って感じです。
いや、いわゆる今どきのSFヒーローだって、惑星と戦うほど壮大な話はないよね。
インド映画って結局いまだに見たことないんだけど、こういうノリって受け継がれてそうな気がする。

あとお国柄というのか、インドの話にはよく「賢人」とか「大賢人」とか出てくるんですよ。
修行していたり、長年の修行の末に大変な力を身につけていたり。そして何でも知っている。
中国の「仙人」に近いようなキャラというか。

その大賢人が、とある男との約束を守るために、

新しい宇宙を創造しようとする

って話もあります。
そんで、ブラフマー神に
「そ、それはちょっと・・・色々とややこしいことになるからやめてくんない?」
って言われるという・・・w

すごいでしょ~、すごいんですよ、インド・・・。

他にも、興味深かったのはパプアニューギニアの話かな。
太陽の光がほとんど届かない島というのがお話に出てくるんですよ。
その島では太陽は頭上を通らず、地平線に沿って移動するんです。
そこで、島を明るくしようとした人々は太陽を壊そうとするんです。

この、「太陽が地平線に沿って移動」って、まるで白夜みたいだな~と思って。
しかしパプアニューギニアって、赤道付近でしょ。どうしてこういう発想になるのか、面白いな。

ほかにも東南アジアの暑い国では、太陽に矢を射かけたりとか、壊したりとか(=それで月や星が出来ましたというオチだったりする)、そういう話がちょこちょこあるんですよ。
前に別の何かの本で読んだんですけど、赤道付近の国々の国旗というのは、月のモチーフが多く採用されてるそうです。太陽はあまりにも暑くて、場合によっては死を招くこともある地域なので、イメージはそんなに良くもなくて、むしろ夜の月の光のほうが親しみを持てるというか、国旗のモチーフになるくらい良いイメージがあるようです、太陽よりも。
逆に赤道から少し離れた緯度の高い日本あたりは、農耕民族なこともあって太陽を崇めますが、環境の異なる地域でそれくらい太陽のイメージって違うみたいで。
そういったことが、この星の話のベースにあるのかもしれないなーとも考えたりして、面白かったです。

本全体としては、やはり星の話って、パターンがあるんですよ。

なんやかんやあって、
人、あるいはモノが星になりました。

・・・っていうパターンねw

それが一冊ずっと続くので、ひとつひとつは面白いんだけど、途中でダレちゃうっていうのはあります。
長期にわたって、ちまちま読むのがおすすめ。




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で、読んでみるとこれが、結構面白いのですよ。
アジアの星の話でもっともポピュラーなのって多分、織姫と彦星、天の川を舞台にした七夕の話じゃないかと思うんですけど、それも各国でかなりバリエーションがあったりして面白かったです。

色々な星の話の中でも特に印象に残ったのはインドの話。
いちいち壮大で面白い。
世界を救うために王様が土星と戦う話とか、どこのSFヒーロー?って感じです。
いや、いわゆる今どきのSFヒーローだって、惑星と戦うほど壮大な話はないよね。
インド映画って結局いまだに見たことないんだけど、こういうノリって受け継がれてそうな気がする。

あとお国柄というのか、インドの話にはよく「賢人」とか「大賢人」とか出てくるんですよ。
修行していたり、長年の修行の末に大変な力を身につけていたり。そして何でも知っている。
中国の「仙人」に近いようなキャラというか。

その大賢人が、とある男との約束を守るために、

新しい宇宙を創造しようとする

って話もあります。
そんで、ブラフマー神に
「そ、それはちょっと・・・色々とややこしいことになるからやめてくんない?」
って言われるという・・・w

すごいでしょ~、すごいんですよ、インド・・・。

他にも、興味深かったのはパプアニューギニアの話かな。
太陽の光がほとんど届かない島というのがお話に出てくるんですよ。
その島では太陽は頭上を通らず、地平線に沿って移動するんです。
そこで、島を明るくしようとした人々は太陽を壊そうとするんです。

この、「太陽が地平線に沿って移動」って、まるで白夜みたいだな~と思って。
しかしパプアニューギニアって、赤道付近でしょ。どうしてこういう発想になるのか、面白いな。

ほかにも東南アジアの暑い国では、太陽に矢を射かけたりとか、壊したりとか(=それで月や星が出来ましたというオチだったりする)、そういう話がちょこちょこあるんですよ。
前に別の何かの本で読んだんですけど、赤道付近の国々の国旗というのは、月のモチーフが多く採用されてるそうです。太陽はあまりにも暑くて、場合によっては死を招くこともある地域なので、イメージはそんなに良くもなくて、むしろ夜の月の光のほうが親しみを持てるというか、国旗のモチーフになるくらい良いイメージがあるようです、太陽よりも。
逆に赤道から少し離れた緯度の高い日本あたりは、農耕民族なこともあって太陽を崇めますが、環境の異なる地域でそれくらい太陽のイメージって違うみたいで。
そういったことが、この星の話のベースにあるのかもしれないなーとも考えたりして、面白かったです。

本全体としては、やはり星の話って、パターンがあるんですよ。

なんやかんやあって、
人、あるいはモノが星になりました。

・・・っていうパターンねw

それが一冊ずっと続くので、ひとつひとつは面白いんだけど、途中でダレちゃうっていうのはあります。
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【2016/06/20 22:05】 | 読書感想
【タグ】  読書  感想  
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本が好き!運営担当
突然のコメント、失礼いたします。
書評コミュニティサイト「本が好き!」を運営しております、和氣と申します。

今回レビューを拝読し、ぜひ本が好き!にも書評を投稿していただきたいと思いコメントいたしました。

本が好き!URL: http://www.honzuki.jp/

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ご自身の書評サイトと併用で利用されている方も多いです。
(弊サイトの書評掲載画面に、貴ブログへのリンクを貼ることができます。)

よろしければ一度サイトをご覧いただけますと幸いです。

不明な点などありましたらお気軽にご連絡ください。(info@honzuki.jp)

どうぞよろしくお願いいたします。


あけぼう
玉さん、いらっしゃい(*ˊᗜˋ*)ノ゙

面白いのに何度読んでも頭に入らないという
宇宙の話の不思議さは、
常々あけぼうも感じているところです☆
この本は科学的なところはほとんどなくて
民話を集めたような話なので
スンナリといけると思われます♪

No title
玉坂めぐる 
星の本、空間の理解が下手なので
難しいの話は無理なんだけど(^^:)
伝説はたのしいですね。
そうか…太陽はまぶしすぎる国は
あれが星とか天体とか
あんまり思ってないのかもしれませんね。
なんか別のもの。

宇宙のことを考えて、謙虚になろう(^^)
冷静になろう(^^)。
近頃玉坂は環境がワサワサしてて、
うん。「星の本」はいいのかもしれないと思いました。
ありがとう。


Re: No title
あけぼう
misachi68さん、いらっしゃい(*ˊᗜˋ*)ノ゙

そうなんですよね、ギリシャ神話が主ですけど、どの国の人も星を見上げて方角を決めたり、季節を感じたり、いろいろしてきたわけで、やっぱり豊かな民話が残ってるんですよね~。
挿絵もたくさん入っていて、各国のお国柄が出ていて面白いですよ。
是非一度ご覧あれ。

No title
misachi68
なるほどね〜〜
やっぱり、星のお話はギリシャ神話ですよねぇ。
それがアジアでは、それぞれの国でまた違った趣の話があるのね!
面白そうですね。

そうか赤道から近い国では
太陽と仲良しだと思い込んでたけど、
案外そうでもないんだね。
危険も孕んでるから身近であっても神様的な役割じゃないってことは興味深いですね。
図書館で見てみよう〜♪

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2016/07/12(Tue) 21:48 | URL  | 本が好き!運営担当 #-[ 編集]
玉さん、いらっしゃい(*ˊᗜˋ*)ノ゙

面白いのに何度読んでも頭に入らないという
宇宙の話の不思議さは、
常々あけぼうも感じているところです☆
この本は科学的なところはほとんどなくて
民話を集めたような話なので
スンナリといけると思われます♪
2016/06/21(Tue) 17:15 | URL  | あけぼう #-[ 編集]
No title
星の本、空間の理解が下手なので
難しいの話は無理なんだけど(^^:)
伝説はたのしいですね。
そうか…太陽はまぶしすぎる国は
あれが星とか天体とか
あんまり思ってないのかもしれませんね。
なんか別のもの。

宇宙のことを考えて、謙虚になろう(^^)
冷静になろう(^^)。
近頃玉坂は環境がワサワサしてて、
うん。「星の本」はいいのかもしれないと思いました。
ありがとう。
2016/06/20(Mon) 10:51 | URL  | 玉坂めぐる  #WCSj23LI[ 編集]
Re: No title
misachi68さん、いらっしゃい(*ˊᗜˋ*)ノ゙

そうなんですよね、ギリシャ神話が主ですけど、どの国の人も星を見上げて方角を決めたり、季節を感じたり、いろいろしてきたわけで、やっぱり豊かな民話が残ってるんですよね~。
挿絵もたくさん入っていて、各国のお国柄が出ていて面白いですよ。
是非一度ご覧あれ。
2016/06/20(Mon) 09:31 | URL  | あけぼう #-[ 編集]
No title
なるほどね〜〜
やっぱり、星のお話はギリシャ神話ですよねぇ。
それがアジアでは、それぞれの国でまた違った趣の話があるのね!
面白そうですね。

そうか赤道から近い国では
太陽と仲良しだと思い込んでたけど、
案外そうでもないんだね。
危険も孕んでるから身近であっても神様的な役割じゃないってことは興味深いですね。
図書館で見てみよう〜♪
2016/06/18(Sat) 21:28 | URL  | misachi68 #-[ 編集]
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