「中国の神話」読んだよ~



無体系のまま放置されていた中国の神話を、豊富な史料から発掘し、その成立・消失過程を、体系的に論ずる。これらの神話はアジアから、遠くギリシャ・ローマとモチーフを共有する。日本神話理解のためにも必読。


この方の本は、漢字の成り立ちが気になってた時に、読もう、と思いながら後回しになっていたんですが。
先日酒見賢一氏の小説「陋巷に在り」を読んだ際、この小説に多大な影響を及ぼしているのが、この方の著作だということを知りまして。
で、まずはこの本を手に取ってみました。
そもそも中国の神話ってよく知らないよなぁと思って。
女媧くらいしか知らない。
たしか前に中国が打ち上げた月探査機が「嫦娥」だったけど、月の女神か何かだったよね??
でもそれまで知らなかったし。

国家の成立以前、大陸のそれぞれの民族のもつ神話がどんなものであったのか。
そして殷王朝、周王朝・・・を経て、どのように神話が変化していったのか。
だんだん神話の要素が分解・溶けていって、儒教の説話のなかに残っていく・・・みたいな経緯が良く分かります。

特に面白かったのは、中国の殷王朝と、日本の古代との共通点。
共通点、意外とあるんですよ。
たとえば文身(いれずみ)の俗とかね。
読んでて「おお~」と、興奮してしまった。

しかしね、やっぱり難しいところも多かった。
文章は読みやすいんですが、なんせ基礎知識がなさ過ぎて、ついていけないことも多かったです、正直。
まずは中国の地図、今の地図と古代の地図がもう少し頭に入ってないと、都市名とか、ホニャララ省って言われてもピンとこなくて。
(;´∀`)ははは・・・本当に基礎知識ないんです・・・

でも背伸びして読む価値はあったかな。
すべて理解するのは無理だけど、知的好奇心が満たされました。
日本の古代に与えた中国の影響についても、前々から気になっていたから、そういう部分でも興味津々な内容でした。
とても内容が濃いので、素人は素人なりに、上級者は上級者なりに、読む人のレベルに応じて手ごたえがあるというか、得るものがある。そんな感じの本でした。



 
そんなわけで、ハマッたので今は孔子伝読んでる~。
これこそ陋巷に在りの元ネタ的な・・・
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ジャンル : 本・雑誌

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Re: タイトルなし

misachi68さん、いらっしゃい(*ˊᗜˋ*)ノ゙

うんうん、わかる!敷居高いですよね、中国は~。
でも神社めぐりしていて、日本の古代のことにちょっと興味が出て、その手の本とか読んでいると、古代の中国についても興味が出てきてしまうんですよね。コメのDNAも中国南部から来ているらしいし、鵜飼の伝統のルーツも中国南部だし。なんだかんだいって、かなり古代日本人の生活に影響与えてるんじゃないか・・・そうであれば、神話にもそれは反映されているだろうし・・・そんなことをフワッと思っていた矢先、こういう本に出会えてよかったです。かなり答えが書いてありました。もちろん、決定的ななにかが発掘されたりしない限り、絶対的な答えではないんですけどね・・・。

すごい!神話からさらに孔子ですと!
中国は敷居が高すぎる〜〜〜
でも、その知的好奇心が満たされる感じわかります。
私なんて、日本史の基礎知識が足りてないから、歴史小説読むのも一苦労なんですよ(; ^ω^)レベル低いんで・・・
なので、その都度調べながら読んで、めちゃ充足感があるんです。

孔子の話は知ってると教養あるな〜って
尊敬しちゃいますし、
また教えてくださいませ。
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