秋の紅葉をもとめて!~閑谷学校(その2)

閑谷学校、続きです。

敷地内には、神社と聖廟があります。

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なので、門の前には、こうして手水舎があったりします。
閑谷学校の創設者である、岡山藩主・池田光政公を祀る神社だそうです。

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説明によると、
光政の諡(おくりな)にちなんで芳烈祠または西の聖廟に対して東御堂といわれた。
明治八年(1875)に神社格付けされ閑谷神社と改称した、とありました。

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池田家の家紋。
「月9」ドラマでやってる「信長協奏曲」で、向井理くんがやってる「つねちゃん」こと、池田恒興の子孫だと言えば、わかりやすいかもしれないですね~。

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備前焼っぽいこの屋根の色合いが独特でステキです。
この学校建設の為に近くに窯を開いたそうです。

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神社はこんなかんじです。
神社というか、ちょっとお寺っぽさもあるような建物ですよね。
釣鐘型の窓のカタチのせいかも。

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本殿の中には、光政公の像が安置されてるそうです。

そして、神社に並列するように、隣りには孔子をまつった聖廟が建っています。

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これが、そうです。

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床は亀の甲羅のようになっていて、石で出来てるようです。
こういうところも、ちょっと中国っぽい。

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本殿に当たる「大成殿」。
写真は撮れませんでしたが、格子の間から中を覗けるようにはなっていました。
なかには孔子の像が安置された大きな厨子がありました。
扉は閉まっててどんな像かは分かりませんでしたが。
で、その前に龍の置物があったり、占い師が持ってるような、細い棒の束が立ててあったりとか、そういう点も普段目にする神社仏閣には無い、独特の感じです。
ていうか、よく考えたら孔子廟って初めて見たかもしんない。珍しいよね。
有名なのは東京にある湯島聖堂だけど、行ったことないし。
あと、あけぼうは中華街にある「関帝廟」と混同しがちですw

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こういう儀式があるってことも、初めて知りました。
そう考えると、意外と儒教って知らない事多いなあ・・・。
この「釈奠(せきてん)」という儀式について、ウィキペディア先生に尋ねてみたところ、なんか難しい事がいろいろ書いてあって、読んでるうちに眠くなりそうだったので、この件は深く追及しないようにしよう・・・と思い直しました(;^ω^A 興味ある人は、読んでみると良いよ。釈奠・・・たぶん2度と書くことのない漢字だわ・・・

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要するに、儒教の本場、中国で羊や牛・豚なんかを生贄にしてお供えしていた名残・・・。かつての中国では、こういう石柱に、リアルに牛とかを繋いでたんでしょうね。
日本では割と早い段階から「四つ足」は食べない方向になっちゃったからなー・・・。
とはいえこの「釈奠」という儀式、奈良時代、大宝律令が制定されてから大学寮でやるようになったりして、日本でも歴史はそれなりにあるみたいです。ただ、結局、形式だけになっちゃったらしいです。血=穢れ、みたいな考え方だし、馴染めなかったのかも。
日本には、相当な危機意識と覚悟をもって大陸の制度をフル導入(っていうか真似っこ)した時代が2つあって、それが飛鳥・奈良時代と明治だと思ってるんだけど、こうしてみるとどこか断固として変えない部分ってあるよね、我が国w そういうところが「日本らしさ」なのかもね。

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これは、その聖廟の前にある、「櫂(かい)の木」です。
閑谷学校のシンボルツリーといってもいい存在。
説明には、
中国や東南アジアの木で、大正四年(1915)林学博士白沢保美氏が中国・曲阜の孔子墓の楷の実を持ち帰り育苗したのが日本における最初のものである。その内の二本が大正十四年に閑谷学校に寄贈され移植された。
と、書かれていました。

この木は紅葉が美しく、夜にはライトアップされたりして、それゆえに閑谷学校=紅葉の名所、という面もあるんですが、残念ながら、今年の櫂の木はこんな感じ・・・。やはり老木になっているからか勢いが弱い・・・。それでも、人々の努力でなんとか元気を取り戻しつつあるらしいので、今後に期待ですね。


では次は、メインの建物、国宝の講堂です。

つづく。


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玉さん、( ´∀`)ゞ イラッシャーイ

長崎にはありそうだね、孔子廟。
てか、あけぼうもむかーし長崎には行ったんだけども、中華街とグラバーさんちはうっすら記憶にあるんだけど、孔子廟の記憶がない(笑)行ってないのか、興味なくて覚えていないのか・・・(;´∀`)
こうし廟だけに子牛を・・・って(*^m^)
みんなついつい頭によぎるよね絶対www
あえて言わなかったのにぃ~玉さんったらもう~www
子牛さん、孔子さん、たしかになんか出っ歯っぽい( *´艸`)
こうし(孔子)=こうし(子牛)はともかくとして、中国人も孔子さんのこと茶化したりすることあるのかな。

25年ぐらい前、長崎で孔子廟を観ましたよ。
平日の昼間だったせいかガラガラで
たった一人で、孔子さんの像と向きあってどきどきしました。出っ歯でした。(^四^)
いけにえのつなぎ石もあったのかな…気づきませんでした。
てか「せきてん」知らなかったです。
やっぱり孔子廟の場合は子牛がいいのかな・・・ってごめんよう。
(^^:)ウウ…

misachi68さん、( ´∀`)ゞ イラッシャーイ

恒ちゃんの紋、可愛いよね。
なにげに平家の家紋と似てます。
この後、岡山藩の池田家家紋はオリジナルの「羽を広げた蝶」バージョンに変わっていく・・・てな話を先日岡山で聞いたところです。
たとえば神前にタイ一匹をどーんと供えるのも、ある意味生贄と一緒じゃん、と言われればそうかもしれないんだけど、我々にとってはそこはちょっと感覚は違うよねえ(;^ω^A 
あの石柱につながれた子羊が、哀しく鳴いてたらと思うと、とても勉強が手につかないと思うしw

えぇ〜!つねちゃん家の紋が可愛い!!

孔子廟もこんなところにあるなんて!ってびっくり。

中国風味のデザインって、
和風建築や庭園とも相性がいいですよね。
それにしても、生け贄って、怖い怖い(((; ゚ー゚))) コワー
プロフィール

あけぼう

Author:あけぼう
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血液型:A型
住 居:広島県
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