「遣唐使 阿倍仲麻呂の夢」読んだよ~

遣唐使 阿倍仲麻呂の夢 (角川選書)遣唐使 阿倍仲麻呂の夢 (角川選書)
(2013/09/21)
上野 誠

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遣唐使として唐にわたり、科挙に合格して玄宗皇帝に仕えた阿倍仲麻呂の評伝です。
以前読んだ「天平グレートジャーニー」が面白かったので。
あれに登場する仲麻呂さんのキャラが、ちょっと意外なものだったので、なんでそんなキャラになったのか、これを読めば分かるかと思って、さっそく手にしてみました。

話は古代の氏族として、阿部氏がどのような性格をもつ氏族であったかというところから始まりますが。
中心は、やっぱり唐での仲麻呂の活躍です。
科挙に合格し、進士となることがどれほど大変な事か。
どれくらいの能力がないと合格に至らないのか。
読んでいて気が遠くなるほど大変そうでした・・・(;・∀・)
たしか浅田次郎の小説かなにかで、科挙浪人みたいな人が、勉強のしすぎで気が狂った(死んだんだっけ?)みたいな描写があったような気がするんですが、それもうなずけました。仲麻呂はサクッと合格してましたけど、やっぱ頭のつくりが、もともと違うとしか言いようがないよね。努力じゃどうにも出来ない壁ってあるよね・・・。

そして圧巻のクライマックスが、仲麻呂が日本へ帰ることになった時に開かれた送別会の宴での、大詩人・王維が捧げた送別詩。
この送別詩と序文に一章まるまる費やすほどに、本書の「山」がここです。
ここであらためて、当時の科挙をパスした彼らの知力の凄さが伝わってきます。
なにしろ、一語一語に膨大な古典の背景があるんです。この単語を聞いて、あの古典の、あの部分だとピンとこなければ、何が言いたいのか全く分からない、といったような文章。それも単なる引用ではなく、その知識は当然持っているという前提の上で、イメージをふくらませて技巧を凝らしているわけで・・・。作る方もとんでもなくすごいし、当たり前にそれを理解する人たちもすごいし。そんな人達の輪の中に溶け込んで、宴の中心にいる仲麻呂もすごい!
とんでもなく昔の人だけど、なんだか誇らしかったよ。

で、なんで「天平グレートジャーニー」で仲麻呂のキャラがあんなかんじだったかというと・・・その直接的な答えっていうのは、無かったかな・・・。
でも、いくら同じ律令体制だからって、唐と日本じゃ、あたりまえだけど、レベルが全然・・・(;^ω^A 高校野球とメジャーリーグくらい違うわけで・・・多分。こっちは世界の最先端のところで戦ってんのに、「オレら同じ野球部だったろ?」みたいなノリで来られても・・・みたいなのはありますわなあ・・・と思った(;´∀`)


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Re: No title

玉さん、( ´∀`)ゞ イラッシャーイ

あーウチ、お雛様しかナイから知らなかった!
ググッてみたよ。
えー本当に知らなかったっす!
もしかして、今まで目の端に入っていたとしても
孔子かな?関羽かな?
って程度にしか思ってなかったのかもしんない。
いやしかし意外過ぎるw不思議過ぎるw
そのへんを押さえときたいんだったら、我が国には道真ちゃんという立派な存在がいるというのにね☆

misachi68さん、( ´∀`)ゞ イラッシャーイ

うん、テンペストの事も思い出しちゃって。
あれも合格は非常に難しい~みたいな感じでしたよね。
仲麻呂さんがもし、日本に帰国できていたら、
一体どういう活動をしたんだろう・・・。
まったく想像できないけど、
だれかそんな小説書いてくれないかなー。

No title

これ読んでないし、浅田次郎も読んでないけど
科挙浪人で気がくるって死んだ有名な人知ってるよ(^0^)
五月のお節句のお人形に飾ったりもする鍾馗(しょうき)さん。
子どもの厄除けのお守りが「ダメ受験生」の幽霊って意外過ぎですよね。

でも、どんだけ科挙が大変だったかを伝える役割にもなってるな。

No title

そっか〜〜やっぱり阿倍仲麻呂さんって人は
とてつもなく頭の良い方だったんですねぇ〜
以前テンペストを読んでた時に、
琉球王国にも中国にならって科挙があって
浪人してる人もたくさんいるようでしたね。
それも本家本元の中国で科挙に合格して大活躍しちゃうんだから
相当なんですね。
出身国だからっていっても日本にべったり優しくできなかったんですね(; ^ω^)

それにしても、天才たちの作る、相手も天才じゃないと
理解できない歌って敷居高すぎですよねぇ。
庶民はおいてけぼりです(T-T)
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Author:あけぼう
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住 居:広島県
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