おでかけブログ。その他、日々のおバカな出来事・読書感想などを、つらつらと。
いやーもうホント、江戸時代って既になんでもあるねー。
そりゃそうか、先物取引も江戸時代の大阪が世界で最初だったっていうもんね。

今回は金のトラブルをめぐる訴訟を扱う人=公事師ってお仕事のお話。

当時の訴訟も今と同じで吟味筋(刑事裁判)と出入筋・公事(民事裁判)に分かれてたそうで。
司法(という言い方が合ってるかはおいといて)のシステムは、江戸とその他、藩などの行政エリアによって様々だったらしいんだけど、エリアをまたいだトラブルで訴訟がおきることもあるわけで。
そういう時は江戸で裁判する決まりになってたんですね。
だから地方から訴訟の為にたくさんの人が江戸へ出てくるので、公事師は公事宿っていう宿を営んでる。
半年とか1年なんて長逗留は当然みたいな感じ。地方の人大変だわー。1つには訴訟が多すぎて処理しきれない、っていう事もあったらしいけど、ただでさえ金銭トラブル抱えてるのに、訴訟費用も相当ばかにならないってコレ、やってらんないよね。訴訟の結果取り戻せる(であろう)金額によっては、逆に赤字になる場合もあるだろうし、となれば訴訟せずに泣き寝入りってこともあったろうしね。いやだいやだ。現代と一緒じゃん。( ゚д゚)、ペッ

しかもこのお話の公事宿主人は、なかなかのごうつくばりで、ある夫婦の訴訟で勝ち取った50両、証文を偽造して5両ということにして片付けようとした。45両は懐の中に・・・。
相手に法の知識が無いからって、50両のうち45両もぶん取るなんて、ひでぇ・・・(;´Д`)
しかも、公事師としての報酬や宿代は別に取るんだよ。のこりの5両から。もうなんのために訴訟したのか分かんないという。しかも主人言いぐさがこうだよ→「他所の公事師に頼んでも結果は同じ」だの「この手の訴訟で勝って5両取り戻せただけでも良しとしないと」みたいな?
あーあーなんだか今でもこういう事言いそうだぞう。なんか聞いたことあるぞう。

とはいえこのお話には、主人公・正吉っていう正義感に燃える若き公事師がいて、公事宿主人の横暴に怒り、夫婦に手を貸すことになります。証拠の裏帳簿を盗み出し、奉行所へ訴え出ます。目には目を。歯には歯を。公事には公事でってかんじね。結果は勝訴。めでたしめでたしということで、お話は終わります。

まあでも、実際は泣き寝入りした人が大半なんだろうね・・・。
貧乏人は結局、金をだまし取られて、意を決して訴訟起こしても弁護士に巻き上げられて何も残らない。
どうせ戦っても意味ない、と最初から泣き寝入りするパターンも含めて、虚しい結末しか待ってないかんじ。
だから、どんなに信頼関係のある友人だろうと、保証人になったり、金銭の貸し借りは絶対しちゃあいけないって事なんだよね。昔からの教訓。うむうむ。




ブログランキング・にほんブログ村へ

関連記事
スポンサーサイト

FC2blog テーマ:NHK - ジャンル:テレビ・ラジオ

【2013/06/16 11:04】 | TSH感想
トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック