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「日本の都市は海からつくられた―海辺聖標の考察」読んだよ~





漁師が位置を把握するときの目印を「ヤマ」というそうなんだけど、
日本の神社が建っている場所というのは、
その「ヤマ」なのではないか?という指摘は興味深かったです。

今現在ではそう思えない場所も、
かつてそこが古代は海辺であった可能性もありますし、
全部が全部でないにせよ、漁師や航海者が命を預ける目印であるがゆえに
聖地とみなされた場所っていうのは、確かにありそうな話だなあと思いました。
逆に特にこれといった目印のない地形であっても
社を建てればそれが目印になりますしね。

もちろん、内容は1996年に出版された本なので、
そこは念頭に置いておく必要があるとは思いますけど、面白かったです。

著者は建築の先生なので、本の後半からは、
海から見たときのランドマーク(「ヤマ」)である神社仏閣を中心に発展してきた日本の街並み・建築から、西欧や中国との比較文化論が展開されていくんだけど、
それもまた面白くて、たしかに啓発されることも多かった・・・んだけど、
タイトルからどうしてこの話になるのか、若干迷子になりながら読んでました(笑)
とにかく著者の言いたいこと全部!みたいな本なのかもしれない・・・。


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