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「グッズ制作ガイドBOOK」読んだよ~



何か作りたくなる!オリジナルグッズ制作のガイドブック



小一時間でだいたい読めちゃう本ですが、
読んだら夢が広がります~(笑)

オリジナルグッズ、ノベルティグッズを作ろうと思った時、

どんなものが作れるのか?
費用はどれくらいかかるのか?
製作の流れはどういったものか?(自分のスキルで可能かどうか)

まずこういった点が、ギモンとして出てくると思うのですが、
これを読めばだいたい把握できます。

実際そのグッズの製作を扱っている業者の紹介もあるし、
自分でググってさらに良い業者を見つけられるかもしれないし。
(ある程度キーワードを知ってないと、ググることもできませんから)

わたしもたまに会社の記念品や粗品などを名入れ付きで発注したりしますが、
ここに出てくるのは、そんな地味なのじゃなくて、もっとカワイイやつ。

よくミュージアムショップで見るようなモノもありました。
なるほど~、こういう所で作ってるのね・・・

個人だと在庫を抱えるのは嫌なので、最小ロットが大切になってきますが
1個からでもOKなモノもあったりして、作ってみたくなっちゃう。



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「日本人のための漢字入門」読んだよ~




「あたりまえ」すぎてなんとなくスルーしてきた、
数々の漢字の不思議がたくさん解説されてました。
まるでチコちゃんの漢字バージョン。
(著者は5歳じゃないけどね!)
漢字を多少は知ってるつもりで、ぼーっと生きてました、わたし(笑)

例えばおなじみの四字熟語、温故知新。
故きを温ねて新しきを知る。なぜ「温」と書いて「たずねて」と読むのか?
意外と知らないでしょ? こういう類の話がいっぱいあるんですよ。
いかに何も知らないで使ってたかってことですよ(笑)

わたしが今まで読んだ漢字の本って、わりと文字の源流をだどるような、

この字が生まれた時代ではこういう表記で、
それは今の意味とはちょっとかけ離れたモノを表していて・・・

ってな、そういう内容ばかりを好んで読んできてたんですが、

今回のこの本は、そういう字源の話も勿論するんだけど、
どちらかというと用例についての話題に軸を置いてて、
漢字の元祖である中国(現代)との違いなども語られていて新鮮でした。

漢字のうんちく、いっぱい仕入れられたな~。
今度、中国人の留学生に話題ふってみよっかな。



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「地形の思想史」読んだよ~




明治の自由民権運動から戦後の新左翼運動までの
100年近い日本の思想史を、
地形から考えてみようという旅の本。



以前読んだ、三浦しをんさんとの共著「皇室、小説、ふらふら鉄道のこと。」が結構良かったんで、読んでみました。

第1景、「岬」とファミリーでは、
現上皇さま&現上皇后さまのことなんだけど、
昭和のころの「皇太子ファミリー」が毎年のように訪れた岬について。
当時の皇室の立場とか昭和のあの頃の家族のありかたなど、いろいろ考察してます。
とにかく全体的にすごく懐かしい。子どもの頃、なんとなくニュースで見ていた「皇太子ファミリー」が思い出される。あのころ半ズボンはいてた「浩宮さま」が、今では天皇陛下なんだから・・・しみじみ時の流れを感じるよ。当時は「風物詩」とか「事象」のような感覚でブラウン管越しに見ていたわけだけど、大人になってこれを読むと「人間」らしさを感じるなあ。

第2景、「峠」と革命では、
日本共産党の山村工作隊について。
興味なさ過ぎてこのあたりのことは全然知らなかったけど、個人的にはこの章が一番面白かった。令和の日本とは全然違う国の話を聞いてるようだった。

それと、市民が喧々諤々の議論の末に作ったという「五日市憲法」のくだりは、ちょっとイイなって思った。本来そういう過程を経た憲法が欲しいとこだよね。

第3景、「島」と隔離では、瀬戸内海に浮かぶ2つの島について。
ひとつは、かつてハンセン病患者を隔離するための島だった岡山の「長島」。
そして、海外から持ち込まれる病原体を、1カ所に集めて消毒するための陸軍検疫所があった「似島」。
戦前、「衛生」という考え方が、神道からくる「清浄」と合わさって、
「陛下の治める国土は清浄でなければならない」という思想になっていき、
こうした極端な隔離につながり、差別を助長したこと。

コロナ禍の今、ちょっと考えさせられるところもあったよ。
春、どんどん発症者が増加していた頃、広島市ではコロナの軽症患者のためにホテルを借り上げることになった。ところが近隣住民の猛反対があって、結局断念することになったんだよね・・・。これって上記の2島の問題と根っこのところで何が違うのか? ホテルを借り上げ=隔離政策なんじゃないか? 近隣住民の反対は差別意識なのか?・・・どこまでが正しくてどこまでが良くないか。わたしには難しくてわからない。でも歴史は繰り返すというし、このことはよく考えておくべきことかも。もちろん上記の2島の話は激しく極端だから、同列にするわけにはいかないけれども。

第4景は、「麓」と宗教。
富士山麓にはなぜ宗教施設が多いのかを、実際に訪ねて考察。
富士山麓に施設をおく意図ってなんとなく富士山のすごいイメージを取り込んでいくような、そいういう方向性だろうなって予想するよね?
実際、各宗教とも大体そんな感じだったんだけど、唯一、同じように富士山麓に施設があったにもかかわらず、オウムだけがちょっと毛色が違ってた。それが印象深かった。

第5景は、「湾」と伝説。
オトタチバナヒメっていう、日本神話に出てくる女性がいるんだけど、ヤマトタケルの奥さんなんだよね。神話の話ではヤマトタケルが東征したとき、東京湾を船で渡って対岸の上総(千葉)へ向かおうとしたんだけど、海が荒れて渡れなくなった。その時に海へ身を投げて犠牲になる事で、海神の怒りをしずめたのがオトタチバナさんなのです。
今だったら「あちゃぁ・・・身を投げちゃったの?」って思うとこなんですが、戦前は「戦いに赴くダンナのために犠牲となった妻(尊い!)」っていう美談だったらしい。近隣には彼女を祀る神社など伝説の残る場所があって、そんなゆかりのある各所を訪ねつつ、戦前戦後の日本神話の扱いについて考察しています。

第6景は、「台」と軍隊。
ちょっと小高いところにある住宅地につけられがちな地名「○○台」。実は、戦前は「臺」という難し~い漢字で書かれ、しかも軍事関係に縁の深い字だったという。かつて「相武臺」と呼ばれた陸軍士官学校跡地は、現在はアメリカ軍基地「キャンプ座間」になってる。その基地の中にある相武臺の名残を見学しに行く内容となっていて興味深かった。

第7景は、「半島」と政治。
全国で最後の最後まで女性市議が出なかった町。鹿児島県垂水市。そこへ行って、初の女性市議となった方に話を聞く。鹿児島のなかでも大隅半島の男尊女卑の気風を地形や交通事情・政治史などから考察してる。それにしたって大学進学率の男女差の話はあからさまだった。・・・ホント女性市議たちには頑張っていただきたいって思ったよ。

こんな感じで、普段読まないようなジャンルだったけど、今の自分ともリンクする近代史がベースとなっていることもあって、手に取ってしまうと結構読み込んじゃいましたね。面白かったです。特段気になるようなイデオロギー臭みたいなのは感じなかったです。


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「情報環世界―身体とAIの間であそぶガイドブック」読んだよ~




例えば、私たち人間と、複眼を持つトンボの視覚で見えてる世界は違う。
同様に、「わたし」と「あなた」の見てる世界も「違う」。

それぞれの持つSNSのタイムラインに流れてくる情報が全然違うように。

人は「見たいものしか見ない」とはよく言われるけど、
その人の見てる世界を「環世界」という言葉で言い表してるんですよね。

なかでも本書は「情報」に焦点を当てていて、
私たちがネットなどから得た情報によって見ている(捉えている)世界について書いてあります。

ひろく自由にさまざまな情報を得られると思われたインターネットですが、
むしろ人々がそれぞれの「見たいもの」を優先して見ることによって、
または、サイト側が検索履歴から好みの情報を流してくることによって、
(フィルターバブルっていうそうです)

右寄りの人はより右寄りの情報ばかりを、
左寄りの人は左寄りの情報ばかりを見るようになっていき、
どんどん見えてる世界が極端になっていって、
意見の対立が激しくなったり、人々の分断が起きてる。
ネットはそれを助長している、
ということが欧米では問題になってきているそうです。
その現象は私たち日本の中でも起きていて、他人事じゃないですよね。

それに身体的な観点からも個人差ってありますよね。
味覚も人によってかなり違う。
聴覚だって絶対音感のある人と凡人とでは感じ取れる世界は違ってるはず。
幼い子とお年寄りでも見えてる世界は違ってる。経験値も大きいよね。

このように身体的な面でも、
わたしたちってそれぞれ少しずつ違った世界を感じている。
デジタル&フィジカル両面から、
自分が得た情報の中の「世界」で生きてる。
これを「情報環世界」という。

この本では、
個人個人が持つ「情報環世界」とは具体的にどんなものなのか?ってことや。
あふれる情報や他者の環世界との距離の取り方、向き合い方など、
どうもっていけば、社会はポジディブな方向に向かうのか・・・?
っていうことを、
いろんな立場の方が研究し、今現在考えていることなどが、
分かりやすくシンポジウムのような対話形式にして書かれてます。
何かの結論が出ているわけじゃなくて、
情報環世界という
始まったばかりの新しい学問の現在地を知る、といった内容です。

この本で印象に残ってたドミニク・チェンさんも著者の一人だったので、
興味をひかれて読んでみたんですが、
ポップな装丁でありながら、内容は深くて難しいです。
(なるべく易しく書かれてあるのですが)

でも未来の話でもあり、
精神・心の問題や哲学ともリンクするような、
めちゃくちゃ面白い内容なんですよ。

いかんせん、私の理解力があれなんで(^^;)
自分なりに「情報環世界」について簡単に説明・・・というか、
ざっくり書いてみましたけど、
あまりうまく伝えられている自信がないわー。
でも今を生きてる自分に関係することだし、非常に興味深い内容なので
この本は3回くらい繰り返し読んでもいいなって思ってる。



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「日本文学気まま旅」読んだよ~




有名な観光地も、ちょっとした名所も、さまざま55ヵ所も紹介されてます。
1ヵ所について数ページなので、短すぎるくらいあっさり。
あっという間に読めちゃいます。

文学に記されたからこそ名所になった場所もあれば、
逆に、名所だからこそ文学の舞台になった場所もある。

有名なあの文豪が、そこを訪れてどんな文章を書いたか。
有名なあの歌人が、どんな歌を詠んだか。
あるいは、そのベースとなるご当地の伝説やエピソードなどなど・・・

そのあたりを知ることによって、
読み手側の「その場所」への認識や見かたも、また変わってくるよね。

観光情報としては、「一口旅案内」として、
各章の最後に小さく、アクセス方法について一行添えられていて、
いかに簡潔にガイドできるかチャレンジしてるかのよう(笑)

ぜんぜん悪い意味じゃなくて、それができるってある意味すごいです。
こういうのって、ついお節介に、あれこれ情報を盛りがちじゃないですか。
でも今はネットでアクセス法や最寄りの宿は簡単に調べられるし、
むしろ、こういう形のニーズってあるかもしれない。
検索キーワードだけ くれ、みたいな・・・。

具体的な「旅に出かけるための情報」というよりは、
旅情をかきたてたり、旅に出るきっかけをつくるような、そういう本。


あと、文字が大きいところもポイント高し。

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