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「日本語通」読んだよ~



日本語はスリリングな情報と知られざる歴史の宝庫である。
日本は「ニホン」か、「ニッポン」か?
なぜ、太平洋は「太」で、大西洋は「大」なのか?
漢字は何字覚えればよいか? 「四」が嫌われる本当のワケは?
生前の「藤原不比等」の呼び方は「プディパラ(の)プピチョ」?
「ら抜き言葉」を使った文豪とは? 遣唐使やザビエルの通訳は誰?
漢字、発音、文法、歴史について、思わず人に話したくなるウンチクの嵐!
会話にも、メールにも、手紙にもすぐに役立ち、知れば知るほどおもしろい。
楽しみながら、読者を奥深い日本語の世界へ誘う一冊。


この帯の
「藤原不比等がプディパラのプピチョ?」に
やられてしまいました(笑)

古代、日本人は「ハ行」じゃなく「パ行」だったんですよね。
古代人の発音が今とは違うって事は知っていたんですけど、
具体的なことは全く知らなかったので、もう目からうろこです。

なんで蝶々のことを「てふてふ」というのか?
なーんていう事も
中学の時、ずっと疑問だったけど、
そのように表記するしかなかったっていうのも理解できました。

そういう意味では、
児童図書を卒業して、大人の本に手を出し始めるお年頃にもおすすめかも。

日本語に関する「そうだったのか!」がいっぱいです。

作者は、すでに多くの日本語に関する本を出しておられるみたいですが
この本は、なるべく易しく、あまり専門的になりすぎずに、
古代から近代にいたるまでを広く浅くカバーしてるという感じ。

でも一般人には充分。
これを読めば、いっぱしの「日本語通」になれそうです♪



 
この作者の他の本も面白そうなのよね・・・"φ(・ェ・o)~メモメモ
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「みうらじゅんと宮藤官九郎の世界全体会議」読んだよ~



日本サブカル界の叡智が人類を代表して交わした“知と恥”の集中論議。その全記録がここに―。全30テーマを収録。



タイトルどおり、みうらじゅん氏と宮藤官九郎氏による、
下ネタだらけの対談集です。
この本の前に
「どうして人はキスをしたくなるんだろう?」
という対談集が出ていて、
本当はそっちから読んだ方が良かったのかもしれませんが、
特段、内容に連続性はないので、問題ないっちゃあ問題ない。

おっさん2人がくっだらない話を延々と繰り広げています。
あ、ここで言う「くだらない」はイイ意味で、です(笑)
この一冊を貫く軸はとにかくエロ・下ネタ、です。
しょーもない・・・でも、絶対に誰もが興味尽きない話題でもある。
ゆえに世界全体会議(笑)
このエロまみれの対談が単なる下品な話に終わらないのは、
やはりお2人による考察の部分が個性的だから。面白いです。

ただ、終始、みうらじゅん氏のほうが、話を主導しているのですよね。
それがいけないってわけではないんですけど。
やっぱ年長者だし、どうしても年下の宮藤氏が受け手となり、
結果的にものすごく、まっとうな常識人みたいな印象になってる(笑)
この2人だからこそ!の化学反応を期待してた人は若干物足りないかも。

とはいえやっぱり
「どうして人はキスをしたくなるんだろう?」も読むつもりでいます~♪



それにしても、なんていうんでしょう。
先日、養老孟司先生の「旅する脳」というエッセイを読んだ直後だったので、
日本の叡智と、
日本サブカル界の叡智 のギャップが・・・もうね、もう、ひどい(笑)
そのうえ、時々、似たような社会問題に触れているんですよ~。
同じネタで、目をつけるところが、こうも違うかと。
たまたま読んだ本の順番がそうだったもんで、
比較しちゃったわけですが、その点も非常に面白かったです。


 
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「養老孟司の旅する脳」読んだよ~



旅と脳の深い関係から虫捕りの効能まで1分で“養老哲学”がわかるワンショット・エッセイ。
JALグループ機内誌『SKYWARD』掲載の人気連載の単行本化。



実は養老先生の本はこれが初めてです。
バカの壁とか、気になってはいたんですが
あまりにブームになると
読みたくなくなるへそ曲がりな習性を持ってまして。
ずいぶん遅くなってしまいました(笑)

それにしてもあれですね。
養老先生をはじめとして。
ここでは関係ないけど手塚治虫先生とか宮崎駿先生とかも。
なんだか、えらい先生は虫が好きですね。

今、虫好きのお子さんを持つお母さんがいたら、
是非そのへんをのばしてあげましょう。
将来、偉い人になるかもしれません・・・。
わたしは虫嫌いなのでもう手遅れ・・・(笑)

脱線しましたが、
この本が最初の養老先生の本だったのは良かったかもしれない。
なんせ、JALの機内誌で連載されていたエッセイを収録しているので、
すごく読みやすいんですよね。簡潔で。
内容としてはタイトルに「旅」とありますが、
紀行文というわけではないです。
話題は身近な事から社会問題まで、なんでもあり。
解剖学者として、人生の先輩として、虫オタクとして、
世の中の様々な物事を語っておられます。

読んでいて、
なるほど~、この部分、もうちょっと知りたいかも…
なんて思うところが出てきたら、
この本を起点にして、先生の他の著書を選ぶことも出来そう。

養老先生の本、沢山出てるからねえ。


そんなわけで、今、読みたいって思ってるのはこのあたり。
  
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「妄想ニホン料理」読んだよ~



異色の料理番組、「妄想ニホン料理」待望の単行本化! 人気ランキング、あの話題の力作を再現など、書籍ならではのコンテンツも盛りだくさん! ! この一冊で笑いと話題を独り占め!



この本は、NHKの同名番組を書籍化したもの。
イラストや写真が多いので、あっという間に読めちゃいます。

この番組、毎回必ず見てる・・・って訳ではないけど、
たまたまタイミングが合うと、いつも面白く見ていました。
世界各国の料理人に、3つのヒントを与えて(このヒントが絶妙!)
見たことも食べたことも無い日本の料理を、
妄想 で作ってもらうっていう番組なんですが、

そうくるか!
っていう発想だったり、
違うよ違うよ~っそっちじゃないよ~って、
あさっての方向に、迷走していたようでいて、
出来上がってみると
案外実物に近いものが出来ていたりして。

とにかく、作る人はちゃんとしたプロの料理人なので、
食材をむやみに弄んだり、
食べて不味そうなものは作らないところが好感度高い。
発想力と同時に、プロとしての対応力みたいなものが楽しめるんだよね。

この本の良いところは、
紹介された数々の妄想ニホン料理について、
ちゃんとレシピが掲載されてるところ。
正しい日本料理と一緒に。

たとえばそれを見て、レシピ通り同じ妄想料理を作ろうとした場合、
大半の人が挫折すると思う(笑) かなりハードル高いです。
手に入らないモノもあるし、
手に入ったところで、
今後一生使う事はないであろうというような材料とか・・・
だからこそ、彼らがいかに奮闘したかが逆にわかりますよね。

料理=食って、人類共通のこと。
シェフが妄想して、こうじゃないか、ああじゃないか、とやってる様子は
まったく知らない国・人たちのことを、
なんとかして理解しようとする作業・・・というふうにも映ります。
あらためて本で見ると
どうしてこの番組を見ていてほっこり楽しい気持ちになるのか、
分かったような気がしました。


料理の本は読むけど作りはしないという・・・笑
  
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「日本語のために」読んだよ~



日本文学の定義は日本語で書かれていることである。言語と文学の関係を明らかにするための実例と日本語論を幅広く集め、豊饒の由来を明らかにする。(池澤夏樹)
日本全土の地理的な広がりを背景に生まれた、日本語・漢語・アイヌ語・琉球語といった多種多様な「日本語」のサンプルと論を、古代から現代まで、時代を超えて収録。古代に生まれた祝詞から、仏教やキリスト教の言葉、琉歌、いろはうた、辞書の言葉、また「ハムレット」や「マタイによる福音書」の翻訳比較、日本国憲法などを手がかりに、「日本語」そのものの成り立ちと性質を明らかにする。祝詞「六月晦大祓」(池澤夏樹・訳)、「ハムレット 第三幕第一場」(岡田利規・訳)、「終戦の詔書」(高橋源一郎・訳)は新訳で収録。かつてない視点による画期的アンソロジー。


この日本文学全集じたい、最近あちこちの書評で目にしますが、そのなかでも評価の高い、こちらを手に取ってみました。
目次はこんな感じ
1 古代の文体
2 漢詩と漢文
3 仏教の文体
4 キリスト教の文体
5 琉球語
6 アイヌ語
7 音韻と表記
8 現代語の語彙と文体
9 政治の言葉
10 日本語の性格

それぞれ代表的な作品を取り上げて現代語訳にしています。
源氏物語のような有名な作品は、その時代ごとの作家さんが現代語訳してアップデートされていくような感じですけど、こういうこまごまとした、でも大切な文章たちについて、あまりフォローされてこなかったような気がします。

ここで展開される日本語論については、自分の中の「国語」の基本的知識が足りなくて、全てを理解できたとは言い切れないのですが(^_^;)
単純に、「一体どんなことを書いているのだろう?」といった興味で、現代語訳を読みたいというので全然OKだと思います。

個人的にはやっぱり祝詞は面白かったです。壮大なんですこれが。
あと、琉歌も素敵でした。
アイヌ語はハードル高かった。これは訳されないと全然わかんない。原文と訳を並べてもキツイくらいですw
五十音・いろはうた の話も面白かった。五十音図ってあたりまえのようにあるから、どういう経緯で出来たのか全然知らなかったし、これほど歴史が古いとも思わなかった!てっきり明治頃に整備されたものかと。
ハムレットの訳を明治から現在の順に並べてみたのも面白かったですし。最初の頃の訳はちょっと歌舞伎調というかw 同じ一行の文章でも全然言い方が違っていて、訳者の工夫が見えやすい!

それにしても、なかなか読みごたえのある、厚い本です。
そして凡人には内容的に難しい本でもあります。
なので読み終えるまで時間がかかったんですけど、それでも、本棚に置いておいて、ときどき読みたいな~と思う本です。力を蓄えてまた挑む!みたいな(笑)

あまりにも当たり前に使っているので、普段意識したことが無いけれど、私たちの使っている日本語って、いったいなんなんだろう・・・そういう大切な事をおさえている一冊だと思います。


  
いずれこの全集は制覇したい。
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